在職中の転職活動・メリットやデメリットは?
在職中の転職活動に関するメリットやデメリットは、以下のとおりです。
メリット1:経済的に安定している
在職中の転職活動は、給与を得ているので、退職してから就職活動するのに比べると経済的にも金銭的にも安定しています。例えば、スーツの調達などで思わぬ出費が重なっていても、金銭的な心配もせず、必要なモノを買い足しがしやすくなります。
メリット2:ブランクがない
転職活動の際に、チェックされるのが、ブランクの有無と期間です。ブランクがある場合は、「実際に何をしていたのか」を聞かれるかもしれないので、何を話すか頭の中で整理することになります。
そして、在職中に転職活動をしておけば、ブランクのことなどを考える必要性もないので、ブランクに関する質問も投げかけられる心配もありません。
デメリット1:時間調整が難しい
働きながら転職活動するとなると、日々仕事で忙しくしていることもあり、転職活動は時間的な制約があります。このような背景から、限られた時間をどう有効的に調整して転職活動をするか考える必要性が出てくるでしょう。
デメリット2:連絡が取りづらくなる
働いている人のなかには、仕事が多忙で連絡が取りづらいというケースもあります。転職活動をしている期間は、電話やメールで大事なことをアナウンスすることもありますので、できればすぐ電話対応できるようにしておきたいものです。
デメリット3:企業研究がおろそかになる
前述のとおり、在職中の転職活動では、働きながら仕事をしているので、時間的にも限りがあります。おそらく履歴書や職務経歴書を準備するだけで精いっぱいという人もなかにはいることでしょう。
このような忙しい日々を送っているとよくありがちなのが、企業研究がおろそかになることです。在職中の転職活動は、確かにスケジュール的にも厳しいものがありますが、転職をかなえたいなら企業研究に関連した書籍を購入し、志望の業界についてインプットすることをおすすめします。
退職予定者の転職活動における注意点
前述のとおり、会社勤めしながらの転職活動は、限られた時間をどう活かすかという点にかかっています。フリーの時間を効率良く使い、受ける企業を研究し、配信している内容もチェックしておきましょう。
また、現職で一緒に働く人たちの配慮を考えながら、引き継ぎにも取り組んでいきましょう。
まとめ
今回は、「退職予定」で転職活動をする人向けの履歴書の書き方について紹介しました。まだ会社に在籍している場合は、現職について「現在に至る」「在職中」と入れるのが基本。加えて既に退職日が決定しているなら「現在に至る 3月31日退職予定」という書き方にしておきます。
また、在職中の転職活動は、給与をもらえるという点では、転職活動で不足したモノを買い足しもしやすいメリットがありますが、実際のところ、時間的に制約されたなかでスケジュール調整する必要があります。
退職に関連したワードを理解しつつ、企業側にも理解を得られるような履歴書を作りましょう。そして、希望の転職先に巡り合うよう、企業研究も入念に行ってみてはいかがでしょうか。
参考
履歴書・職務経歴書の書き方|ハローワークインターネットサービス
本音?建前?転職理由・退職理由の書き方まとめ|AllAbout
本当に受かる履歴書・職務経歴書 [転職のノウハウ] |AllAbout