履歴書の賞罰欄には何を書く？書ける「賞」と書く必要がない「罰」 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

履歴書の賞罰欄はあまり一般的ではありませんが、この欄があった場合、特になければ「なし」だけで終わる内容です。「賞」「罰」というポジティブな内容とネガティブな内容を書く必要がある欄ですが、今回の記事では、賞罰欄に書く内容と例文をご紹介します。賞罰欄の書くべきかどうか迷ったときの参考になれば幸いです。

おすすめ転職サイトはこちら	公式
DYM就職 ・学歴や経歴に不安があっても大丈夫！ ・経験豊富なキャリアアドバイザーが内定まで徹底サポート！ ・無料で応募書類の添削から面接対策まで対応！	公式
リクルートエージェント ・転職支援実績NO１！ ・リクナビNEXTから求人を探すことも可能！	公式
doda ・転職者満足度NO1！ ・優良大手企業もズラリ！！	公式
ミイダス ・精度の高い市場価値診断！ ・専用アプリでスマートに就活を！	公式

賞罰欄の基本的な考え

賞罰欄は、JIS規格（日本工業規格）には含まれていない項目です。また、ハローワークの履歴書の記載事項にもありません。そのため、一般的な項目ではありませんが、賞罰欄がある履歴書も存在します。そこで、まずは賞罰の意味と告知義務をご紹介します。

参考

履歴書・職務経歴書の書き方｜ハローワークインターネットサービス

賞罰とは？

賞罰の「賞」は、受賞歴や表彰歴を指します。また、「罰」は犯罪歴を指します。「賞」は、応募する仕事内容に関連のあるものや、人命救助などで警察や行政から表彰されたものを書くのが一般的です。「罰」は、懲役や禁固、罰金などの刑事罰を書きます。

賞罰に告知義務はあるか？

会社指定の履歴書に賞罰欄があるにもかかわらず、罰を書かなかった場合は、告知義務違反になります。多くの企業は、就業規則に入社時に告知義務違反があった場合は解雇に該当すると定めています。

しかし、履歴書に指定がなく、賞罰欄がない履歴書を提出する場合は、履歴書に書いて伝える必要はありません。ただ、選考の過程や面接などで質問されたときには、原則的に答える必要があります。

賞罰欄の「賞」について書く内容

賞罰欄の「賞」について書く内容は、「誰でも知っているような賞」であることが一般的です。具体的な書き方も解説しますので、実際に履歴書を書くときの参考になさってください。

誰でも知っているような賞が基準

誰でも知っているような賞の基準は、全国レベル以上の大会で優勝や準優勝の成績を収めた場合と、国際レベルの大会で入賞した場合が一般的です。これは、スポーツでも文化活動でも同じです。チームやグループで受賞した場合も、記入することが可能です。その場合は、自分が担っていた役割も明記するとより具体的になって良いでしょう。それでは、具体的な例をいくつか見ていきましょう。

• ○○オリンピック　柔道　優勝
• 第○回　○○全国大会　準優勝
• ○○世界選手権　6位入賞
• 第○回　全国○○コンクール　金賞
• 第○回　芥川龍之介賞
• 2018年度　グッドデザイン賞

全国大会の入賞レベルは、会社での業務内容や自己PRにつながるようであれば記入した方が良いでしょう。

書き方の例

賞の名称は、正確に書く必要があるので、ホームページや受賞の際に受け取った賞状などできちんと確認することをおすすめします。