履歴書の健康状態の書き方・ポイントや注意点をケース別に紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

就職活動中には何枚もの履歴書を書くことになります。『アルバイト用の履歴書は書いたことがあっても、正式な履歴書は書いたことがない』という学生の方は多いはず。履歴書にある『健康状態』など、どのように書けば良いのか分からず悩んでしまうことはありませんか?

この記事では履歴書の健康状態の書き方に加え、ポイントや注意点、基本的な履歴書の書き方も併せてご紹介します。履歴書の書き方が分からないときに、ぜひ参考にしてください。

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履歴書の書き方・基本的なルール

履歴書の書き方には基本的なルールが存在します。基本的なルールが守られていないと『常識がない』『就職活動を真剣に行っていない』など、採用担当者の評価が下がることがありますので、履歴書を書き始める前に必ず押さえておきましょう。

記入は黒のボールペンで

履歴書の記入は黒のボールペンで行います。万年筆などでも構いませんが、書き慣れていない筆記具を使うと、キレイに仕上げることができない場合もあります。ボールペンであれば普段から使用しているため、使い慣れていることがメリットです。

ただし、同じ黒のボールペンでも近年人気のある『消せるタイプのボールペン』はNGです。摩擦の熱によって書いた文字が消える特性を持っているため、せっかく書いた履歴書の文字が消えてしまう可能性があるからです。また、簡単に消せることから、改ざんを疑われてしまうことも。おすすめは発色の良いゲルインクのボールペンです。あまり高価なものではないので、履歴書用に準備しておくと良いでしょう。

誤字・脱字・略称は厳禁

履歴書を書くときに注意したいのは、誤字・脱字と略称です。

誤字・脱字

誤字は『思い込んでしまっている』場合に注意が必要です。脱字についても自分では気が付かないことがあるので、できれば下書きを行い、第三者に確認をしてもらうのが良いでしょう。漢字の止め・はねなどにも気を配る必要があります。

略称

略称で書いてしまうことが多いのは、学校名や会社名です。

【NG例】

  • 〇〇高校
  • (株)
  • 頭文字を取った社名・学校名

【正しい書き方】

  • 〇〇高等学校
  • 株式会社
  • 漢字やカタカナで書く正式名称

普段から使い慣れている『呼び方』と『正式名称』は異なることが多いものです。特に固有名詞となる学校名・会社名などは正式名称で記入するようにしましょう。

ほかにも、資格(検定)名も略称で書いてしまうことが多い項目です。履歴書に書くときは正式名称を調べてみてください。

修正テープや修正ペンはNG!

履歴書で書き損じをしてしまったときはどうするべきなのか……。基本的には修正は行わず、書き直しをしなくてはいけません。近年では修正テープや修正ペンが多く販売されています。プライベートで使用するにはとても便利なツールではありますが、履歴書には使用NGです。

履歴書は正式なビジネス文書になります。そのため、書き損じたからといって修正することはできません。

万が一間違えてしまった場合は、最初から書き直しましょう。手間はかかりますが、修正を行った履歴書を見た人事担当者からは

  • ビジネスマナーを知らない人
  • 雑な人=仕事も同じように雑に行う人

といったレッテルを貼られてしまいます。

履歴書の健康状態欄・ケース別の書き方

履歴書の様式によっては健康状態を記入するものがあります。もし履歴書提出時に記載しなければならない疾病や持病などを書かなければ、虚偽の内容になってしまうので、正直に書かなくてはいけません。どのような表現で記入をすれば差し障りがないのか、ここではケース別に書き方をご紹介します。

ケース① 持病がある

持病がある場合は、

  • 通院の有無
  • 今後の予定

を併せて書きます。肩こりや花粉症など『薬を飲めば問題ない』『業務に支障がない』というものや、通院していても休暇を取らずにすむ場合は、『良好』と書いて問題ありません。

【例文】

  • 業務に支障はありませんが、持病のため3ヶ月に1回通院の必要があります。
  • 業務に支障はありませんが、定期検診のため年に3回午後休暇を希望します。

など、どのくらいの割合で通院が必要なのか、休暇は必要なのかという点について記載してください。詳しい病名や治療については履歴書ではなく、面接時に伝えると良いでしょう。

ケース② 後遺症のない既往歴がある

過去にケガや病気などの既往歴があるが、現在は完治している……。そんな場合はあらためて何かを記載する必要はありません。『良好』とだけ記入していればOKです。体に何らかの後遺症の自覚症状があっても、薬の服用でおさえられている場合も同様。業務に支障がないのであれば、記載しなくても良いでしょう。

ケース③ 治療中の既往症がある

履歴書提出時に治療を行っている既往症がある場合は、

  • 簡単な症状やケガの状態
  • 通院の有無
  • 今後の予定

によって記載の必要有無が異なります。例えば骨折などの場合、現在は通院していても完治する見込みがあれば、いつごろに回復するのかを書きましょう。

【例文】

  • 業務に支障はありませんが、現在通院で治療を行っています。
  • 現在骨折によるリハビリを行っていますが、〇〇年△月に完治の予定です。

また、病気の場合もどの程度業務に支障が出るのかを考え、

  • 通院で休暇を取る場合がある
  • 現在治療中で通院をしている
  • 薬の副作用が出る恐れがある

といった場合には、健康状態欄に記入しておくと、入社後に周囲の理解を得ることができやすくなります。