履歴書を郵送するときのマナー
企業によっては履歴書を「郵送」依頼する場合もあります。
こちらの章では、履歴書を郵送するときに知っておきたいマナーについて解説します。
履歴書は折らない
よく履歴書や職務経歴書を三つ折りにして、縦長の封筒に入れるというケースも見られます。ただ、この場合、書類に折り目が入り、履歴書を手にする側とっては、扱いづらいと思われてしまいます。
管理のしやすさなども考慮し、書類を折らないような封筒を選びましょう。
なお、封筒のサイズに関しては、次の項目で詳しく触れます。
封筒のサイズは「角形A4号」か「角形2号」
履歴書や職務経歴書を三つ折りしないで封筒に入れるには、A4用紙（21cm×29.7cm）が入る封筒サイズを選ばなくてはなりません。そして、該当する封筒サイズは、以下の2つとなります。
- 角形A4号：22.8cm×31.2cm
- 角形2号：24cm×33.2cm
色は白がベスト
封筒の色は、白や茶色など……と複数の色がありますが、やはり清潔感を与える白をおすすめします。ただし、封筒のなかには、紙自体が薄い素材でできている場合もあり、中身が微かに透けるということもあり得ます。個人情報も配送の段階で第三者にわかってしまうリスクもあるので、封筒の素材が透けないものになっているかチェックしておきましょう。
郵送する書類は順番あり、クリアファイルにまとめて入れる
応募書類は、ポートレート、職務経歴書、履歴書、そして添え状の順番で入れます。そして、これらの書類は、A4のクリアファイルにまとめて入れます。
なお、クリアファイルに応募書類を入れることで、郵送している間でも折れにくいので、安心です。ほかにも湿度によるダメージもなく、応募書類を守られます。
封筒の表面に「履歴書在中」または「応募書類在中」と書く
履歴書を入れる封筒には、「履歴書在中」と既に印字されているものもありますが、まっさらな封筒であれば、封筒の表面の左側に赤い油性ペンを使って「履歴書在中」を縦書きに記載し、書いた内容を赤で囲みます。
なお、履歴書と一緒に職務経歴書を添付する場合に関しては、封筒の表面に「応募書類在中」となりますので、記入する際に注意が必要です。
履歴書提出の送り状について
履歴書が入っている書類に送り状がある場合、書類の案内と挨拶として送り状が必要です。
構成としては、以下の通りです。
- 挨拶文
- 応募したルート
- 応募書類の中身
- 応募動機と自己紹介
- 面接の依頼
- 頭語および結語
以上の構成をA4用紙1枚にまとめます。ここで注意したいのが、自分の希望や自慢といった内容のこと。送り状に自分のことを前面に出して書き記すのは、企業側から印象も良くありません。
また、ネットでは、送り状テンプレート無料ダウンロードを行っています。チェックしてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回は、履歴書を郵送するときに必要な切手に関する情報とマナーを注意に取り上げました。また、郵便にはそれぞれ種類があり、大きさや重さも違っています。
そして、履歴書を郵送するときは、A4の用紙である角形A4号（22.8cm×31.2cm）または角形2号（24cm×33.2cm）の封筒を用意。切手を丁寧に、かつきれいに貼り付けた後、応募書類をクリアファイルに順序良く入れます。最後に送付状を書いて、仕上げてから封をして投函します。投函に関しては、ポストよりも郵便局窓口で局員に手渡しする方が、丁寧に取り扱ってくれます。
本採用の近道は、スキルや学力の高さだけではありません。履歴書類を封筒にきれいに入れる、切手をきれいに貼るということや、丁寧さや細やかさといった人間性も評価の対象となりますので、知っておきましょう。
参考
2019年10月1日（火）から郵便料金などが変わりました。｜ 日本郵便
簡易書留とは？一般書留との料金や送り方などの違い [総務・人事] ｜All About
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