転職したい人必見!履歴書の書き方と作成時のマナーを見本付きで紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

【転職用】履歴書についてよくある質問

それでは、転職のために履歴書を作成する際によくある疑問と解決法をご紹介します。

退職意思をまだ伝えていない場合の退職予定日は?

勤務している会社に退職意思を伝えずに転職活動をする人も多いものです。退職予定日がまだ決まっていない場合は、履歴書に書く必要はありません。ただし、面接が進むと「いつから仕事を始められるか」と聞かれることもありますので、現在勤務している会社の就業規則を確認し、新しい仕事を始めることができる時期を把握しておきましょう。

有給消化期間は「在職中」?

会社を辞める前に、たまっていた有給休暇を消化することもあるでしょう。業務完了後の有給消化期間においてもステータスは「在職中」です。退職日とは、最終出勤日ではなく「雇用契約が切れる日」を指すことが一般的です。履歴書を有給消化期間中に提出する場合は、職歴欄に「在職中」または「現在に至る」と記入し、「退職予定日」を追記します。

退職理由はどう書く?

退職の理由は、それぞれの理由に合った定型文を記載すれば簡単です。

退職の理由 記載方法
自己都合 「一身上の都合により退職」
任期期間の終了 「契約期間満了につき退職」
解雇など、会社側からの申し出 「会社都合により退職」

職歴欄の退職理由は選考が不利になる場合でない限り、あえて詳細に書く必要はありません。

転職回数が多い場合、省略してもいい?

履歴書の職歴欄には、正社員としての職歴をすべて記載する必要があります。しかし、何度も転職を繰り返している人は、採用担当者に「仕事が長続きしない」という印象を与えてしまう可能性もあります。事実であれば「結婚に伴い退職」「親の介護に伴い退職」「家族の看病に伴い退職」など、より具体的な退職理由を記入するといいでしょう。また、「資格を生かして働くため」などの前向きな姿勢や向上心を退職理由として伝えるのも効果的です。

派遣やアルバイトは、基本的には職歴欄には書きません。ただし、アルバイト歴を経験としてアピールしたい場合は書くことをおすすめします。

職歴にブランクがある場合は?

退職してからの離職期間が長い場合、採用担当者にマイナスのイメージを与えることもあります。職歴にブランクがある場合は、退職の理由を記入し、退職はやむを得なかったが現在は問題なく働けることを伝えます。出産・育児・体調不良・親の介護などであれば、採用にあたり不利になることはないでしょう。

離職中に資格などを取得した場合は、「資格取得のために退職」したことを記載することで、プラスの印象につながります。自分が身につけた知識やスキルを今後の仕事にどう生かせるかアピールできる材料となるでしょう。

資格欄に書くことがない

資格欄に書くことがない場合は、「特になし」と記載します。資格を取得するために現在勉強している人は、「○○取得のため、勉強中」と書くこともできます。資格欄が「特になし」の人は、自己PR欄などを充実させ自分の強みをアピールしましょう。

まとめ

転職のための履歴書の書き方や作成時のマナーなどについてご紹介しました。採用担当者の多くが、その人の転職理由やこれまでの仕事内容を評価基準として重要視しています。これまでの自分の経験を強みとしてアピールし、前向きで働く意欲が伝わるような内容を心がけましょう。

参考

「ミドルの職務経歴書・履歴書のポイント」調査|エン・ジャパン

履歴書の見本(サンプル)・作成方法|マイナビ転職

「在職中」ならではの履歴書の書き方 (退職予定日、現在に至るなどの記入例あり)|マイナビ転職

履歴書をかんたん作成!履歴書の書き方見本&ダウンロード|リクナビNEXT

はじめての面接でも安心!「履歴書」徹底攻略ガイド|エン転職

退職理由、どう書けばいい…?|履歴書・職務経歴書の書き方ノウハウ!|エン転職

書き出しから締めくくりまで 志望動機の書き方 例文付きで解説します|PASONA

おすすめ転職サイトはこちら 公式
DYM就職
・学歴や経歴に不安があっても大丈夫!
・経験豊富なキャリアアドバイザーが内定まで徹底サポート!
・無料で応募書類の添削から面接対策まで対応!
リクルートエージェント
・転職支援実績NO1!
リクナビNEXTから求人を探すことも可能!
doda
・転職者満足度NO1!
・優良大手企業もズラリ!!
ミイダス
・精度の高い市場価値診断!
・専用アプリでスマートに就活を!

この記事をかいた人

shokole

ライター・英語講師・翻訳者。英検1級、TOEIC980点。英文科を卒業後、すぐに結婚。移住したアメリカで、日本とアメリカの子育ての違いに興味を持ち、現地の大学で幼児教育を学ぶ。6年のアメリカ生活を経て、帰国後に英会話教室をスタート。現在は英語講師のほか、翻訳や論文の英語チェックなどにも従事。ライターとては、英語学習や教育関連の記事を中心に執筆。キッチンで料理するのが毎日の癒し。6人の子供の母。