本人希望欄に書くべきでないことのサンプル
絶対条件ではないこと、自己PRなどの本人希望とは関係ない内容は書くべきではありません。また、特に希望がない場合は、空欄ではなく「貴社の規定に従います」と記入するのが一般的です。下記でそれぞれNGな例文をご紹介しますので、ご確認ください。
絶対条件ではないことは書かない
絶対条件ではないことを書くのは、書類選考の段階で落とされてしまうリスクがあるのでやめておいた方がいいでしょう。例えば、勤務地や勤務時間、給与に絶対条件がない場合は書く必要がありません。面接の際に質問されたら回答しましょう。
【NGな例】
本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・その他についての希望などがあれば記入) |
勤務時間:9~17時までを希望致します。
勤務地 :埼玉県内を希望致します。 給与 :年収500万円以上を希望致します。 |
自己PRは書かない
本人希望欄は、あくまで本人希望のみを書くのが原則です。本人希望欄で自己PRをしたり、志望動機を伝えるのは避けましょう。
【NGな例】
本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・その他についての希望などがあれば記入) |
勤務地や勤務時間は、どこでもいつでも対応可能です。 |
何もない場合でも、空欄は避ける
何もない場合は、「貴社の規定に従います」と記入するのが一般的です。空欄にしてしまうと書き忘れかと思われたり、やる気がないと受け取られることがありますので、必ず埋めるようにしましょう。
【NGな例】
本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・その他についての希望などがあれば記入) |
(空欄) |
本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・その他についての希望などがあれば記入) |
特にありません。 |
【ベターな例】
本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・その他についての希望などがあれば記入) |
貴社の規定に従います。 |
まとめ
履歴書の本人希望欄は、「絶対条件」を書くのが一般的です。就職するのに必要でない「希望」は避けるようにしましょう。また、選考過程で必要な「電話のつながる時間帯」や「勤務開始可能日」も記載しておくと親切です。
本人希望欄の内容は、「これがないと就職できないか」をよく考えて書くことをおすすめします。書類選考の段階では大枠を伝えるに留め、面接する機会を得ることができたら、そのときに詳しい条件面をすり合わせるという考え方でいると良いでしょう。ご自身の条件に合う企業と出会えるよう、本人希望欄をていねいに書いてみてください。
参考
【履歴書】本人希望欄の書き方(例文あり)/希望職種・待遇・条件の書き方例|エン転職
履歴書「本人希望記入欄」は何を書く?書いてはいけない2つのこと|転職Hacks
【履歴書の本人希望欄】書いて良いこと、書かない方が良いこと(例文あり)|タウンワークマガジン
履歴書の本人希望の記入欄には何を書けばいい?書き方のポイントまとめ|RUN-WAY
「入社時期?勤務地?」履歴書の本人希望欄に書くべき内容とは|JOBSHIL
【履歴書】本人希望欄の書き方|パターン別に記入内容をご紹介|JobQ