新卒一人暮らしの「きつい」を脱却した方法
新卒の一人暮らしを「きつい」と思っていても、日々の生活から学ぶこともあるかもしれません。今置かれた状態で何らかの工夫をしたおかげで、「きつい」という感覚がなくなったという人もいます。
こちらの章では、新卒一人暮らしにおける「生活の工夫」を軸とした事例と方法を紹介していきましょう。
家にいるときは自炊をする
一人で暮らしていると、ご飯を作ることもおっくうに感じ、手軽なコンビニ弁当などで済ませてしまうかもしれません。最近のコンビニ弁当は、お母さんの味を再現したものなど多彩ではありますが、毎回だとさすがに金銭面がピンチになります。
家にいるときは、ご飯を炊いたり、休日に簡単なおかずを作りおきするなど、自炊をすることでお金に少し余裕が生まれたという人も。料理のレパートリーも増え、一人暮らしの楽しさや趣味が増えたという声も挙がっています。
飲み物は水筒を持参する
仕事中や通勤途中でコンビニや自販機に立ち寄り、飲み物を買うこともよくあるでしょう。特に夏場は、熱中症対策として買う頻度も高くなります。
しかしながら、500mlのペットボトル1本あたりの値段は120円から150円。それが毎回となると、言うまでもなく出費がかさみます。
一方で、2Lくらいの大きめのペットボトルをスーパーで購入すれば1本あたり120円程度。量を考えると5分の1のコストで買えます。
出勤時に水筒を用意し、スーパーで購入した飲み物を持参すると、無駄な出費を抑えることができます。会社にウォーターサーバーがあれば、仕事中に中身がなくなっても水筒に注ぎ足すことができ、新たに買わなくて済むかもしれません。
衝動買いをしないよう心がける
社会人になると、自分で稼いだお金で趣味に関連したグッズ・家電・衣類などをあれこれ買いたくなるという人もいるかもしれません。
一人暮らしだと基本的に生活費を自分で管理しなくてはならないので、衝動買いをすると言うまでもなく生活費に余裕がなくなります。
衝動買いをしそうになったら、「今の自分に本当に必要なモノなのか……」と自問自答することをおすすめします。ほかに、今あるもので代用できないか考えることも心がけましょう。
公共料金を安いプランにする
一人暮らしをすると、電気・ガス・水道・電話・ネット回線など複数の公共料金の契約をすることになります。
最近は電力やガスの小売全面自由化によって、消費者は自分たちのニーズにマッチしたサービスを利用できるようになっています。スマートフォンや自宅のネット回線も通信会社を自由に選べます。
公共料金の契約をする前に、どのプランが家計に優しく、自分のライフスタイルとマッチしているか検討しましょう。可能なら業者に料金のシミュレーションをお願いしても良いでしょう。
まとめ
新卒で一人暮らしをすると、生活面でさまざまな体験をします。なかには「きつい」という声もあります。
収入が少ない上に思いのほか生活費がかさみ、自由に使えるお金が少ないという声も挙がっています。ほかに、自宅のロケーション・安全性・隣人のことで悩むというケースも。
このように一人暮らしには不便な面もありますが、節約のため自炊をしたり、仕事先に水筒を持参したりするなど、日常生活のちょっとした工夫を心がけることで、生活の知恵が身につきます。
これから新卒で一人暮らしをしようという人は、こちらの記事を参考に最適なライフスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。
参考
電力の小売全面自由化って何?|電力小売全面自由化|資源エネルギー庁