新卒の就活では、企業情報を収集しながら挨拶などのたくさんのマナーを学んでいきます。
その中でも面接後のお礼メールは、採用担当者に好印象を与えるかもしれないので、知っておきたいマナーの一つとして挙げられます。
今回の記事では、面接後のお礼メールの書き方について覚えておきたいことを紹介していきましょう。
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もくじ
採用結果にも影響?面接後のお礼メールの必要性
採用面接が終わると、ホッとひと息つきたくなる学生も多いことでしょう。
そのまま結果を待っても良いのですが、採用担当者への印象をアップさせインパクトを与えたいと思うなら、面接後にお礼のメールをしましょう。メールをするだけで、次の面接につながったり、内定が決定したりすることもあります。
このように採用の命運を左右するかもしれません。面接が終わったらお礼メールをしておきましょう。
面接後のお礼メールの基本マナー3つ
まずは、面接後のお礼メールに関する基本マナーを知っておくことが必要です。
こちらの章では、基本マナー3つについて触れていきましょう。
件名の末尾には、大学名と氏名を入れる
メールアドレスを持っていると、日々多くのメールが届きます。人によっては1日に受信するメールが100通以上ということもあり、メールが埋もれがちです。重要なメールなのかどうかがよく分からなくなることも。
新卒の面接後のお礼メールは、今後の進路を左右する大切なもの。企業側が件名を見ればすぐに誰からか分かるよう、必ず件名の末尾に大学名と氏名を入れましょう。件名が長すぎるのもNG。簡潔で主旨がすぐ分かるようにしておきましょう。
件名は以下のように入れておくのが、おすすすめです。
- 例1)「最終面接のお礼【〇〇大学 大野チコ】」
- 例2)「本日(6月20日)の二次面接のお礼/〇〇大学 桜井すず」
パソコンでメールを作成する
今の大学生は、主にスマートフォンを連絡用デバイスとして活用しています。しかしながら、これまでのメールのやり取りをスマートフォンで続ける場合、画面が小さいため返信をするときに改行のバランスが崩れてしまうこともあります。
これまでの先方とのやり取りが分かるようにするためにも、パソコンでメールを作成していきましょう。
なるべく面接当日の営業時間内に送るよう心がける
面接後のお礼メールには、相手も貴重な時間を費やして対応してくださっています。印象を悪くしないためにも、なるべく当日の営業時間内に送るようにしましょう。
メールによっては送信予約設定ができるものもありますので、ケースバイケースで使うのもおすすめです。
面接後のお礼メールの基本的な構成案
面接後に送信するお礼メールの基本的な構成案は、以下の順序となっています。
- 件名
例)「二次面接のお礼/〇〇大学 二宮めい」
※前述の「件名の末尾には、大学名と氏名を入れる」も参照。
本文と齟齬がないよう、本文を入れ終わってから件名を入れると良いでしょう。
- 宛名
会社名・(分かれば)部署名・氏名を記載
本文と同様、間違いなどがないよう、本文を入れ終わってから宛名を入れると良いでしょう。
- 例1)相手が確定している場合は「様」
〇〇商事株式会社
人事部 松本翔様
- 例2)部署(グループ)で面接に対応した場合は「御中」
〇〇商事株式会社
人事部 採用グループ御中
- 例3)相手の名前が不明の場合は「〇〇ご担当様」
〇〇商事株式会社
人事部 採用ご担当様
- 本文
冒頭には、「〇月△日に面接を受けさせていただいた〇〇大学 〇〇学科の二宮ひなと申します」のように、面接のお礼を記載します。
冒頭の挨拶の後に、面接を受けて感じたことや思ったこと、志望する意欲などを記載します。相手が読みやすいよう適度に改行を入れておきましょう。
- 署名
氏名・大学・学部・学科・年次・連絡先を入れておきましょう。抜け漏れがないように、メールの署名設定を使うことをおすすめします。
参考