新卒の就職活動において面接は避けては通れない道です。あなたが採用を勝ち取るためには、面接官に好印象を与えることが最も重要ではないでしょうか。この記事では面接時に採用担当者が見ているところや面接での流れのほか、マナーについて解説します。記事の後半では、面接時に必要な持ち物をご紹介します。
就活を有利に進めたい人へ | 公式 |
---|---|
キャリアチケット
・「さよなら、やみくも就活。」でおなじみ! ・効率的に就活を進めたい人におすすめ! ・学生なら無料で利用できるカフェも運営! |
|
キャリアパーク就職エージェント
・あの「キャリアパーク」が運営! ・膨大な就活ノウハウを惜しみなく教えてくれる! |
|
MeetsCompany
・有名企業出展の合同説明会がたくさん! ・ESから内定までのサポート体制も充実! |
|
就活ノート
・就活生が作るリアルな就活レポートが見放題! ・書類通過したESの実例紹介が1,000社以上! |
もくじ
面接時に採用担当者が見ているところ
面接時に採用担当者が見ているのはどんなところなのでしょうか。面接官が注目しているポイントを理解しておけば、好印象を与えることができるでしょう。マイナビの「2020年卒 マイナビ企業新卒採用予定調査」によると、面接時に特に注視するところについて【明るさ・笑顔・人当たりの良さ】【入社したいという熱意】【素直さや伸びしろ等の成長可能性】の3項目の割合が多かったことが分かりました。
下のグラフをご覧ください。
(参照元:2020年卒マイナビ企業新卒採用予定調査|マイナビ P69)
一方、【技術的・専門的な知識】や【地頭の良さ】などを注視する割合は低いことが分かります。この調査結果から、面接官はあなたの人柄・熱意・素直さを見ているといえるでしょう。
面接の対策としては、小手先のテクニックではなく、あなたの人柄や企業に対する熱意を素直に発言することが大切です。
新卒の面接での流れとマナー
面接の受付からすでに選考は始まっています。受付から退室までしっかりマナーを守らないと、あなたの評価は良くなりません。受付・待機中・入室・面接中・退室それぞれにおいてマナーを守り、相手に好印象を与えれば選考に有利になることでしょう。
各パートの流れとマナーを解説していきます。
受付
面接会場には時間に余裕をもって向かいましょう。少なくとも受付開始の10分前には到着しておいた方が良いです。受付に着いたら、自分の名前と用件を伝えましょう。
受付の例を紹介します。
失礼いたします。〇〇大学の〇〇と申します。本日の〇〇時からの採用面接に伺いました。
人事部の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。
受付の段階から採用試験は始まっていることを意識して、明るくハキハキと挨拶しましょう。
待機中
受付を済ますと待機室に案内されるでしょう。そこで待機しているときに以下のようなことをすると評価が下がるかもしれません。
- 自分の順番を待つ間にスマートフォンをいじる。
- ほかの人と大声で話す。
- 座る姿勢が悪い。
スマートフォンはマナーモードにしておくか電源を切っておいた方が良いでしょう。また、ほかの人の迷惑にもなるので大声で話すことは控えましょう。背筋を伸ばして静かに待ちます。
もしくは、自分の履歴書を眺めたり、面接の受け答えの復習や企業のパンフレットなどを読むのも良いでしょう。
入室
あなたの名前が呼ばれたら、いよいよ面接の開始です。まず、ゆっくり3回ドアをノックしましょう。
そしてすぐにドアを開けてはいけません。必ず「どうぞお入りください」と声が聞こえてから、「失礼します」と言ってドアを開けましょう。もし「どうぞ」の声が聞こえなければもう一度ドアをノックします。
ドアノブは両手で持ち、ゆっくりとドアを開けます。ドアを閉めるときは面接官に背中を見せないよう斜め後ろを向き、両手でゆっくり閉めます。
ドアを閉め終わったら面接官の方を向き、「〇〇大学の〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶をし、一礼してください。ここで焦って早く一礼してしまうと落ち着きがないように思われるため、挨拶後に一呼吸おいてから一礼すると良いでしょう。
面接官に「席におかけください」と言われてから、「失礼します」と言って着席しましょう。
あなたの第一印象は入室の時点でほとんど決まると言っても過言ではありません。常に笑顔で、明るくハキハキと挨拶をすることがポイントです。
面接中
面接中は椅子の背もたれには寄りかからないようにします。椅子の背もたれと背中の間は拳一つ分空いているくらいが良いでしょう。男性は軽く手を握り、女性は手を重ねて膝の上に置きましょう。
面接時には以下のことを意識しましょう。
- 明るく笑顔で話す。
- 入社したいという熱意を伝える。
- 早口にならないよう落ち着いて話す。
- 返事は短く「はい」と元気良く。
- 相手の目を見て話す。
面接中は、緊張して頭が真っ白になるかもしれません。しかし、笑顔と明るさを忘れず元気良く受け答えをすれば、印象が悪くなることはないでしょう。
退室
面接が終わったら、着席したまま「本日はありがとうございました」と感謝の言葉を述べましょう。それから深く一礼をします。起立して椅子の横に立ち、再度「ありがとうございました」と言って一礼しましょう。
席に座ったままの挨拶と起立してからの挨拶、必ず2回行ってください。
ドアの前まで移動したら、面接官の方を向いて「失礼します」と言って深く一礼します。入室時と同じように、面接官に背中を向けないよう斜めを向き、両手でドアノブをつかみ、ドアをゆっくり開けて退室します。
退室のときも明るく元気に挨拶をすることが大切です。