間違えやすい!正しい敬語の使い方
メールや面接で間違った敬語を使ってしまうと、採用担当者から「この人は常識がない」と思われてしまうかもしれません。正しい敬語だと思っていても実は間違った使い方をしてることはよくあります。正しい敬語の使い方をしっかりマスターしましょう。
「御社」と「貴社」の使い分け
「御社」と「貴社」はどちらも相手の会社に対する敬称です。「御社」は話し言葉の敬称、「貴社」は文面での敬称です。
具体的に「御社」は、面接・電話・訪問のように相手と会話をするときに使います。
一方で「貴社」は、メール・履歴書・エントリーシートのような文章を書くときに使います。
両者の使い分けをしっかり理解しておきましょう。
面接時に「貴社」と言ってしまうことは一般常識としてNGです。注意しましょう。
すみません。
ついつい目上の人や他人に対して「すみません」と言ってしまう方は多いのではないでしょうか。「すみません」には大きく分けて2つの意味があります。
- 謝罪するとき
- 相手に何かを依頼するとき
どちらの場合も敬語表現として「すみません」を使うのは正しくありません。
謝罪するときは「申し訳ありません」「申し訳ございません」「お詫び申し上げます」などが一般的です。
また、相手に何かを依頼するときは「恐れ入りますが……」が良いでしょう。
極力「すみません」は使わないよう心がけましょう。
了解です。了解しました。
「了解しました」は敬語表現ではないという認識が広く浸透しています。相手が失礼に感じないように、「かしこまりました」「承知しました」を使う方が一般的でしょう。
大変参考になりました。
「参考になりました」という言葉は相手に敬意を払っているように聞こえますが、目上の人に対しては失礼な表現です。
「大変勉強になりました」「学ばせていただきました」と言うのが正しく、一般的です。
まとめ
企業とのメールのやり取りは、敬語の正しい使い方やメールのマナーを知った上で行いましょう。
また、メールで面接の日程を調整するときは、企業とのやりとりの回数を極力減らすよう、自分から都合の良い日程を提示することが大切です。
参考
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