物理が苦手な理由と克服方法3選!そもそも意味が分からない!? - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

高校生の頭を悩ませる科目の1つである、物理。定期試験や入試には必要なのに、対策が進まない! と苦手意識のある高校生も少なくありません。物理が苦手な子供にはどのような理由があるのでしょうか? 今回は物理を克服すべく、苦手な理由とおすすめの勉強方法をご紹介します。

どうして?物理が苦手な理由

物理が得意な子もいれば、苦手な子もいます。同じ学校の授業を聞いていても、成績の差が開いてしまうことがあるのです。実は物理が苦手な子供には、いくつかの共通する理由があります。まずは苦手な理由を知って、物理の克服法を考えていきましょう。

教科書の意味が分からない

子供が物理を苦手な理由の1つ目は、「教科書の意味が分からない」ということです。教科書は物理を学ぶために必要な知識がすべて詰め込まれている、基本の参考書です。出版社により言い回しや内容は多少変化しますが、授業の基本になるものであることに変わりはありません。そんな教科書の意味が理解できなければ、なかなか理解を深めることができないでしょう。

それではなぜ教科書の意味が分からないのでしょうか? 理由としては、物理科目特有の独特の言い回しが使われているという点が挙げられます。不慣れな表現で説明されると、知識がなかなか頭に入りません。理解できないまま先に進み、どんどん分からなくなってしまう……なんてことが起きてしまうのです。

興味を持てない

子供が物理を苦手な理由の2つ目は、「興味を持てない」ということです。特に女子生徒の場合、男子生徒に比べて理系科目に興味を持つ生徒が少ない場合があります。好きではない科目のため、積極的に勉強しようと思わないのです。

興味を持てない原因の1つには、内容が自分の生活と直接ひも付けることができないという点が挙げられます。物理で学んでいる内容は、実際は身近な事象であることが多いでしょう。しかし学問としてあらためて説明されると、小難しく感じられてしまうのです。そのため、物理の内容が何か別の世界の話を聞いているかのように思えてしまい、興味を持つことができないのです。

数学が苦手

子供が物理を苦手な理由の3つ目は、「数学が苦手」ということです。物理はその事象や状況を説明するために、数学的な計算や公式が必要になることがあります。数学が苦手な生徒にとっては、物理にも苦手意識を持つ原因となってしまうでしょう。

もちろん、すべての問題で数学的な解法が必要になるわけではありません。しかし、一度抱いてしまった苦手意識はなかなか払拭できないのです。また、数学から克服していこうとすると、物理の苦手克服まで時間がかかってしまいます。なかなか対策を打てないまま、物理への苦手意識をずるずると引きずってしまうのです。

「見えないもの」がイメージしづらい

子供が物理を苦手な理由の4つ目は、「見えないものがイメージしづらい」ということです。物理で学ぶ内容は、身近なものであっても目には見えないものが多くあります。実際には見えないものについての説明を聞いても、あまりピンと来ません。

目に見えるものであれば、「これが○○だ」と認識して理解することができます。しかし、目に見えないことは、事象を自分の頭の中で整理しなければなりません。このときの想像がうまくできない場合に、どう考えたらいいのか分からなくなってしまうのです。