現代社会の科目の目標とは?
文部科学省では、現代社会の科目の目標を以下のように掲げています。
人間の尊重と科学的な探究の精神に基づいて,広い視野に立って,現代の社会と人間についての理解を深めさせ,現代社会の基本的な問題について主体的に考え公正に判断するとともに自ら人間としての在り方生き方について考える力の基礎を養い,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。
(引用元:現代社会|文部科学省)
現代社会が抱えている課題や現代社会での生き方や関わり方など、現代社会の科目を通してさまざまな観点から問題や可能性を追求することを、現代社会を学ぶ意味としています。
2022年からは現代社会でなく「公共」が新設?
2022年度以降は、高校での「現代社会」は廃止され、新しく「公共」が新設されることが発表されています。2022年度以降に導入される高校の「次期学習指導要領」では、公民科は選挙権年齢の18歳への引き下げを踏まえて「公共」を新設し、法律や経済の仕組み、社会保障の現状などを学ぶ内容に変更されるということです。
そのため、学習内容が重複する「現代社会」は廃止され、さらに現代史の理解度を深めるために「歴史総合」が新しい必修科目となり、「日本史探究」「世界史探究」が選択科目となるようです。センター試験対策を考えている方は、自分が受験をむかえるタイミングをよく考えて対策を練る必要があるでしょう。
現代社会の試験対策は参考書を有効に使おう
現代社会の勉強の進め方について、どこから手をつけたらいいのか迷う方も多いことでしょう。普段からニュースや新聞などで時事ニュースについて理解することも大切ですが、今回ご紹介した参考書を有効に使うことで、試験対策に役立てることができます。現代社会の内容はこれから大きく変わりそうですが、注視しながら試験対策を行いましょう。
参考
高校の「現代社会」廃止、「公共」を新設 中教審案|日本経済新聞
【2019年版】現代社会のおすすめ参考書・問題集7選 |大学受験プロ
【現代社会】いよいよセンター直前!おすすめ参考書・問題集7選+オススメサイト4選|ikstudie