TOEIC SWの勉強法
TOEIC SWテストでスコアを取るための2つの勉強法をご紹介します。リスニング力・スピーキング力・ライティング力のどれをとっても慣れることとテンプレートを増やすことがポイントです。
英語で答えることに慣れる!
まずは、英語に慣れることが必要です。これはスピーキング・ライティングのどちらにも言えることです。
スピーキングでは、スピーキング力を測られているいるとはいえ、説明や質問は音声で流れます。そのため、スピーキング力と同時にリスニング力も鍛える必要があります。
普段から、まとまった英文を聞き取り、それに対して自分の考えを即興で述べる練習をするようにしましょう。可能であれば、オンライン英会話などを活用して週に2~3回は英語で会話をする時間を作ることをおすすめします。
試験で使えるテンプレートの数を増やす!
テンプレートの数を増やすことで、英語の表現の幅が広がります。特に、ライティングのEメール作成問題では、テンプレートを知っているかどうかで試験のできは変わってきます。例えば、下記のような表現は、テンプレートを知らないと書くことができません。
- Dear Mr./Ms. ~,
- Thank you for your email / reply.
- Frist,
- Second,
- Best regards,
また、知らない言葉や表現を書くことはできませんし、話すことはできません。そういった意味でも、地道ですが語彙力をつけることは英語力をあげることにつながる必須事項と言えます。
語彙力をつけるには、使えるように暗記することです。人は忘れる生き物ということを大前提にして、覚えることよりも思い出すことに焦点を当てて勉強することをおすすめします。具体的には、毎日100個の単語を1つ30秒で覚えて、それを1週間繰り返します。そうすることで、1つの単語を1日で完璧に覚えようとして時間をかけるよりも、単語を効率的に記憶に定着させることができます。
おすすめ参考書
最後は、TOEIC SWテストのおすすめ参考書を3冊ご紹介します。テストの出題形式に沿った勉強をすることで、スコアアップに直結します。
TOEICテストスピーキング/ライティング総合対策(旺文社)
こちらの参考書は、TOEIC SWテストを通して、英語の発信力を高めることを目的に作られたものです。つまり、英語で仕事をしたり、英語圏の人と直接コミュニケーションをしたするなどと、テストの先にあるものを意識しているということです。
本書は「セルフチェック」「設問別の攻略法」「模擬テスト」「発信力強化トレーニング」の4段構成です。本書のメインは「設問別の攻略法」ですが、発信力強化トレーニングにより、実際の場面で活用できる発信力をトレーニングできることが魅力です。
頂上制覇 TOEIC(R)テスト スピーキング/ライティング 究極の技術(研究社)
TOEICリスニング・リーディングテストに比べると参考書が少ないSWテストの中で、練習問題が充実している一冊です。各設問に対して答えるテクニックがていねいに解説されており、満点を目指す人にも価値のある参考書です。また、模試試験も2回分収録されており、試験対策にも有効です。
[CD-ROM付]TOEICスピーキングテスト リアル模試15回(コスモピア)
3冊目は、スピーキングのテストに特化した参考書です。全15回分のスピーキングテストがついています。しかも、本番の試験と同じように、自宅のパソコンで模試を受けることができます。
また、日本語版の監修は、カリスマ英語講師として有名な安河内哲也氏です。パート別の実践アドバイスや170点を目指すためのシンプルな解答例が設けられているため、初めて受験する人にも役立つ一冊と言えるでしょう。
まとめ
TOEIC SWテストは、英語による表現力を測るテストです。英語を使って仕事をしたい人や留学を考えている人には、テストのスコアアップがその先につながっていく実感を持てるものです。英語を話せるようになること、書けるようになることが目的なので、まずは普段の生活の中に英語を話す習慣・書く習慣を組み込むことから始めることをおすすめします。
参考
TOEIC® Speaking & Writing Testsとは|ETS
TOEIC SW試験を受けてきた|English Hangout
TOEIC S&Wとはどんなテスト?受験するメリット・デメリットを徹底解説!|英語学習の処方せん
英会話の力を測定するTOEICスピーキングテストとは? どんな対策が必要?|GOTCHA!
TOEIC SWって?やるべき勉強法・参考書やスコアまで徹底解剖|langoo