参考書を一通りやり終えたら次はどうする?
自分に合った参考書に出会えば、一度ぐっと成績が伸びる経験をすることでしょう。しかしその後に伸び悩むことも珍しくありません。「この参考書はやり終えたな」と思った痕はどのように取り組んでいけばいいのでしょうか。
試験の形式に慣れる
TOEICの場合、得点アップに最も効果的なのは試験形式に慣れることです。リスニングでもリーディングでも時間に余裕を作ることが大切です。焦らずに自分のペースで解答を選ぶことができるからです。
そのためには公式問題集や公式準拠問題集を何度も繰り返しましょう。「一度やった問題は覚えてしまっているから良くないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、ここで大切なのは試験の形式や時間感覚に親しむことです。何度も繰り返すことによる慣れはとても大切です。
長文の読解に慣れる
問題を解くスピードだけでなく、読むスピードも上げていきましょう。正確に速く読めるようになれば解答時間に余裕ができます。移動中などの隙間時間に取り組むためには『速読英熟語』『速読英単語』など速読に特化した参考書がおすすめです。
習慣として語彙を増やす
日常的に単語を学ぶ習慣を作ってしまうのもおすすめです。これも隙間時間に取り組めるので、スマートフォンに音声ファイルをダウンロードできる参考書がいいでしょう。
『キクタン』シリーズのTOEIC対策は上記の「990」だけでなく「500」「600」「800」と目標点数に合わせた選書が可能です。子供の実力に合わせたものから始めていくといいでしょう。
参考書選びで注意する点は?
ここまでおすすめの参考書を紹介してきました。選び方の参考にしつつ、以下のことに注意して購入してください。
勉強スタイルに合わせる
子供の勉強スタイルに合っていることがまず大切です。じっくり机に座って勉強する時間があるなら分厚い書籍タイプのものでも問題ありません。
一方、移動中に勉強するなら音声ファイルのあるもの、電子書籍のものを選んだ方が取り組みやすくなります。また、細切れの時間でちょっとずつ勉強するのであれば精選問題集のような少しずつ進められるものが向いています。どのくらいの時間、どこでどうやって勉強するのかを考えて選びましょう。
できるかぎり実際に見て買う
Amazonの「なか見!」検索やカスタマーレビューなどで概要が分かる参考書もたくさんあります。しかし、書籍の場合は可能な限り実際に手に取ってみることをおすすめします。
誌面のデザインや使い勝手などは思っている以上にモチベーションに影響します。手に取ってみて本人がしっくりくる、気に入るものを買った方が続けて勉強しやすくなります。
合わないと思ったらすぐやめる
評価が高い参考書が必ずしも万人に向いているとは限りません。一度購入してしまうと「もったいないから最後まで読まなければ」と思ってしまいますが、合わない参考書は思い切って諦めてしまうのも大切です。
なかなかやる気にならずにだらだら進めるよりは、気に入った参考書を見つけてモチベーションを上げた方が好成績が期待できます。ただし参考書のミスマッチが発生するともう一度選び直す時間が必要になり、タイムロスが発生します。このような事態を避けるためにも、参考書はぜひ一度実際に手に取ってみてください。
まとめ
何から手をつけていいか分からなくなりがちなTOEIC対策。目的・目標別におすすめの参考書を紹介しました。評価が高いものでも合う、合わないはどうしても起こります。本人に合った参考書を選んで意欲的に取り組んでもらいましょう。
参考
TOEIC参考書 2019最新版!初心者向けのおすすめ参考書 | TOEIC攻略
迷ったらコレ!TOEIC初心者でも確実にスコアが伸ばせる参考書 | TAC法人語学blog