マンチェスター大学の3つの特色
マンチェスター大学の研究や学長、学生の人物像に迫ります。
世界最先端の研究分野を持つ
マンチェスター大学は、産業界や公的機関と強い繋がりを持っており、世界最先端の研究を進めています。例を挙げると、新しい素材の開発、ガン治療研究、エネルギー研究、不平等な世界の解決策の模索、バイオテクノロジーなどです。
このうち「不平等な世界の現実」について見ると、男女の機会均等や貧困、医療、インフラなどの課題があり、それらを解決するべく取り組んでいます。また、持続可能なエネルギーや新しい素材の開発などは、国連が2030年までに解決しなければならない人類共通の課題として公表しているSDGsへ貢献するものとなります。
ユニークな経歴を持つ大学学長
先ほどもご紹介した通り、マンチェスター大学学長のLemn Sissay氏は、ユニークな経歴を持っており、トークイベント「TED」にも登壇しています。
18年間、里親や児童施設を転々として大人になりました。その後、作家、詩人として活動を続け、2015年に大学職員・卒業生・総会のメンバーにより選出され、7年間の任期で学長を務めるに至りました。
参考
At home in the House: Lemn Sissay at TEDxHousesofParliament|YouTube
世界160ヶ国から集まる多様な学生
マンチェスター大学では、世界160ヶ国から集まった学生が学んでいます。TIMES HIGHER EDUCATIONによると、留学生の割合は40%となっており、世界の大学と比較しても非常に高い割合です(東京大学は11%、京都大学は9%)。
文化的に多様な学生が集まるからこそ、SDGsで取り組むべき課題も、多様な視点から考えることができます。そして、マンチェスター大学で光り輝く星になった学生たちが、卒業後、世界中で活躍するというポジティブな流れができています。
参考
Why Manchester?|The University of Manchester
University of Manchester|timeshighereducation
マンチェスター大学の著名な卒業生・関係者
マンチェスター大学の卒業生には、25人のノーベル賞受賞者を含む著名人がいます。
卒業生名※敬称略 | 職業・肩書 |
ジョゼフ・ジョン・トムソン | ノーベル物理学賞受賞者 |
アーネスト・ラザフォード | ノーベル化学賞受賞者 |
ニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーア | ノーベル物理学賞受賞者 |
ジェームズ・チャドウィック | ノーベル物理学賞受賞者 |
ジョン・サルストン | ノーベル生理学・医学賞受賞者 |
ケミカル・ブラザーズ | ミュージックグループ |
参考
まとめ
マンチェスター大学は、世界から高い評価を受けている歴史と実力を兼ね備えた大学です。また、経済界や公的機関とのつながりを生かした最先端の研究や、社会の課題解決のために積極的な研究が行われているのが特徴です。ホームページやYouTubeを活用してアピールされているので、興味を持たれた方は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
参考
Make your mark with Stellify|The University of Manchester
History and heritage|The University of Manchester
Vision|The University of Manchester
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マンチェスター大学 The University of Manchester|beoイギリス留学