マンチェスター大学ってどんな大学？大学ランキング・特色もご紹介！ - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

マンチェスター大学は、世界160ヶ国から学生が集まる多様性あふれる大学です。歴史は古く、ノーベル賞受賞者を25人輩出しています。また、経済界・公的機関との強いつながりを生かして、SDGsを意識した研究が盛んに行われており、世界にインパクトを与えている大学ランキングでは3位にランクインしています。

マンチェスター大学の概要

マンチェスター大学は、1851年のオーウェン大学に始まり、2019年までに50万人の卒業生を輩出しています。その中には25人のノーベル賞受賞者が含まれています。学生数は約4万人で、ヨーロッパでも最大規模の大学です。

また、留学生の割合が非常に高く、約160ヶ国の学生が共に学んでいます。経済界や公的機関との共同研究も盛んで、社会にインパクトを与えているランキングでは世界3位の評価を受ける大学です。なお、2019〜20年の学部生の学費は、9,250ポンド（日本円で約130万円）です。

参考

Tuition fees for UK students｜The University of Manchester

University Impact Rankings 2019｜The World University Rankings

マンチェスター大学の教育方針

マンチェスター大学は「Stellify」という言葉を掲げています。意味は、「学生が光り輝く星になる」というものです。2015年にマンチェスター大学学長に選ばれた、BBC放送の元キャスターで詩人という異色の経歴を持つLemn Sissay氏が、印象的な詩に載せて「Stellify」の意味を紹介しています。一部を引用してご紹介します。

It’s time to Stellify

Be the focus, be the vision

Be the brightest, the universe

Be the future, be driven（中略）

Stellify, it means to turn into a star

And the star that turns it’s you

（引用元：It’s Time to Stellify – a Lemn Sissay poem for The University of Manchester｜YouTube）

宇宙で最も光り輝く星、それがマンチェスター大学の学生であると力強く語られています。

マンチェスター大学の歴史

マンチェスター大学の歴史は古く、1851年に創設されたオーウェン大学にまでさかのぼります。1880年にはイギリス最初の公立大学となり、1903年にマンチェスター・ビクトリア大学となりました。その後は、マンチェスター工科大学とパートナーシップを結んで発展を続け、2004年にマンチェスター・ビクトリア大学とマンチェスター工科大学が統合され、今のマンチェスター大学が誕生しました。

参考

History of the Victoria University of Manchester｜The University of Manchester

マンチェスター大学で学べる分野

マンチェスター大学では、人文科学、社会科学、教育学、理工学、医学、芸術・表現学の分野を学ぶことができます。

（参照元：学べる分野一覧｜The University of Manchester）

プログラム内蔵式のコンピューターを世界で初めて発明したのはマンチェスター大学の研究者で、現在でもエレクトロニクスの分野で世界をリードする存在として知られています。

マンチェスター大学の世界ランキング

マンチェスター大学は、世界大学ランキングで30～50位前後にランキングされる大学です。日本の大学と比較すると東京大学と京都大学の間にランクインすることが多いようです。

また、THE HIGHER EDUCATIONがSDGsをベースにした社会にインパクトを与えている大学をランキングにした結果、3位となりました。

参考

World University Rankings 2020｜timeshighereducation

Top Universities in the World 2020｜topuniversities

Academic Ranking of World Universities 2019｜shanghairanking