留学先での生活・注意事項
文化の異なる国への留学には、日本とは違う点がたくさんあります。ここではストラスブールでの留学について、注意したい点をピックアップしてご紹介します。
フランスの新学期は9月から
日本は4月からが新年度・新学期となりますが、フランスの場合は新学期は9月からです。留学の時期を決める際には留意しましょう。
必要な語学力
フランスの大学に入るためのテストに必要な語学力は次の通りです。
- 日本の高校を卒業している かつ フランス語レベルがB2
フランス語の能力を示すテストはDELF・DALF ・TCFなどがあり、フランスでは大学や語学学校などの教育機関がテスト会場となり月に一度テストが受けられます。日本でもフランス語の語学学校などの教育機関で受けることが可能です。定員が決まっているので、早めに手続きすることをおすすめします。
必要な手続き
フランス留学に必要な手続きは以下の通りとなります。
- 出願方法:キャンパス・フランスに登録・予備登録手続きDAP(Demande d’admition préarable)をする
- 【渡仏前】3ヶ月以上留学する場合、日本からの手続きはキャンパス・フランスから申請。Etudes en Franceの手続きが義務となっている
- 大使館にビザを申請する日時の予約を取り申請に行く。その後ビザを受け取る
- 【渡仏後】ビザの有効期限を有効にするために3ヶ月以内にOFII(移民局)へ行き、パスポートに長期滞在許可書のシールを貼ってもらう
参考
フランスの大学ランキング!入学手続きの方法、費用も解説|せかいじゅうライフ
留学にかかる費用はどのくらい?
先にご紹介したように、フランスは日本と比べて私立大学の割合が低く、ほとんどが国公立の大学のため、学費は驚くほど安く設定されています。ただし、日本と異なるのは生活事情。住宅・食事・文房具などは日本よりも物価が高く、生活するにはそれなりの費用がかかります。
項目 | かかる金額 | 日本円換算 |
ビザの申請 | - | 約10,000円 |
飛行機代 | - | 約150,000円 |
保険 | - | 約150,000円 |
学費 | 180ユーロ | 約20,000円 |
家賃 | 5,000ユーロ (500ユーロ/月×10か月) |
約605,000円 |
生活費・交際費 | 5,000ユーロ (500ユーロ/月×10か月) |
約605,000円 |
合計(概算) | - | 約1,540,000円 |
参考
フランスの大学留学費用はこれで全部!生活にかかるお金を把握しよう|せかいじゅうライフ
おおよその金額ですが、10ヶ月のストラスブール大学への留学費用は150万円ほどかかる計算になります。もちろん家賃・食費など個人差はありますが、目安の金額として知っておくといいでしょう。
まとめ
ストラスブール大学は多くの学生に恵まれ、さまざまな経験ができる大学です。留学という目標を持ち、今後の自分の人生を豊かにするための勉強はきっとかけがえのない貴重な体験になることでしょう。
参考