まだまだある!漢検準2級問題集
ここまでは日本漢字能力検定協会が発行している、公式のテキストをご紹介しました。漢検には公式のもの以外にも、さまざまな問題集が発売されています。色使いや解説の手法が変わると、子供の学習効果にも変化があるかもしれません。今回はそのほかの漢検準2級問題集の中から、人気の問題集を5つをピックアップしてご紹介していきます。
漢検マスター分野別(ナツメ社)
漢検準2級の学習としておすすめの問題集の1つ目は、『カバー率測定問題集 漢検マスター準2級 改定第2版』(ナツメ社)です。この問題集はそれぞれの分野に「カバー率」が記載されています。カバー率が高いほど、単語や問題が試験で的中する可能性が高くなります。それらの問題をできるようになると、高得点に直結することでしょう。
また模擬試験問題や、分野ごとの頻出度ランキングも掲載されています。効率良く、着実に力をつけていきたいという人におすすめの問題集です。
分野別漢検でる順問題集(旺文社)
おすすめの漢検準2級対策用の問題集の2つ目は、『分野別漢検でる順問題集準2級 新装四訂版』(旺文社)です。特徴としては、過去10年間の漢字検定で出題された回数を「でる順」のランクで並べているという点が挙げられます。
予想問題が3回分あり、実践的な演習も可能です。加えて赤シート対応となっているため、頻出漢字を効率良く勉強できるでしょう。
頻出度順問題集(高橋書店)
おすすめの漢検準2級のテキストの3つ目は、『漢字検定準2級〔頻出度順〕問題集(高橋の漢検シリーズ)単行本(ソフトカバー)』(高橋書店)です。分析された最新の出題傾向を知りながら、よく出る順番に漢字を学習できます。
重要な頻出漢字は、異なる例文を用いて何度も出題されています。何度も解いていくと答えを暗記してしまう場合もありますが、この参考書を使用すれば別の角度からその漢字の問題を解くことができます。
赤シート対応で、模擬試験問題もついています。近年頻出の重要漢字に焦点を当てて対策していきたいという人におすすめの問題集です。
出る順5分間対策ドリル(増進堂)
漢検準2級の試験対策におすすめな問題集の4つ目は、『漢字検定5分間対策ドリル 準2級』(増進堂)です。1回分の学習に必要な目安時間が5分と短く、かつ出題される可能性が高いものから載っています。
漢検準2級を受ける学年の子供たちは、日々の学習や部活動に忙しい毎日を送っている子も多いでしょう。しかし1回5分であれば、勉強したいけど時間がない、という子でも、少しの時間で学習を進めることができるでしょう。
書き込み式直前対策ドリル(旺文社)
漢検準2級対策の問題集として5つ目にご紹介するのは、『7日間完成! 漢検準2級 書き込み式 直前対策ドリル』(旺文社)です。1冊を7日間で終わらせられる構成となっているため、試験前の追い込みにぴったりです。
漢検の問題集は、問題の空欄部分に赤字で解答が記載されているものも多くあります。しかしこちらのドリルは解答は別ページにあるため、自分で書き込みながら問題を解いていくことができます。
漢字検定の試験は、実際に自分で解答や漢字を書かなければ得点できません。書く練習も兼ねて最後の総仕上げをしたい! という人におすすめの問題集です。
Web問題集
ご紹介してきたように、漢字検定用の問題集はさまざまな種類が出版されています。しかし冊子だけではなく、練習問題を掲載しているWebサイトを利用するのも漢検対策の一つです。
例えば辞典オンライン漢字検定WEB問題集というサイトでは、それぞれの級の問題と解答を見ることができます。各問題の下部には「正解表示」というボタンがあります。こちらを押せば解答を見ることができるのです。最初から答えが見えるのではなく、さらにボタンを押すことでゲーム感覚で学習していくことが可能です。
参考
漢検準2級はどんなときに役立つ?
たくさんの問題集が存在していることからも、漢検がいかに多くの人々に受験されている試験なのかがよく分かります。そんな漢字検定の中でも準2級に合格すれば、どのようなときに役立つのでしょうか?
冒頭でご紹介したように、漢検準2級は「高校在学程度」のレベルです。それよりも前の時期に取得していれば有利になり、それ以降であれば一般的なレベルに当たる、という扱いをされるでしょう。
高校入試の場合、推薦入試であれば内申点に加点される場合があります。大学入試の場合は、残念ながら加点の対象にはなかなかならないでしょう。ただし高校在学レベルの漢字の中から、定期テストや大学入試の問題が出題されることはあります。漢字力をつけたい! という人にとっては役に立つ級であると言えるでしょう。
おわりに
漢検準2級の漢字は、日常で使用するような必須の漢字も多く含まれています。漢字の学習を進めることは、子供の今後の人生の中で必要な漢字力をつけることにもつながるでしょう。
問題集はさまざまなタイプがありますが、実際に検定試験を受けるのは子供本人です。また合う形式の問題集が見つかれば、2級、準1級と上を目指す際にもその問題集のシリーズを使用できます。さまざまな問題集を試しながら、親子で漢字検定の合格を勝ち取りましょう。
参考
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