TOEIC®︎は就職に有利?企業が求める点数の目安や効果的な勉強法 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

TOEIC®︎のスコアを伸ばす方法は?

企業によっては、社員にTOEIC®︎などの英語のテスト受験を奨励したり英語研修を行ったりするなど、社員の英語力アップに力を入れています。ここでは、TOEIC®︎のスコアを伸ばすための勉強法について紹介します。

勉強時間の確保

英語学習は、まとめて長時間学習するよりは、毎日少しずつ勉強する方が効果的です。平日は仕事が忙しいので週末にまとめて勉強したい人もいるかもしれませんが、言語の習得はスポーツや楽器の練習と同じで練習と練習の間を空けてしまうと、なかなか上達しないものです。まずは、1日の中で確保できる勉強時間を見つけTOEIC®︎目標スコアに向けた学習の計画を立てましょう。通勤時間や移動時間などのすきま時間を復習などに活用するのもおすすめです。

TOEIC®︎の問題集を解く

TOEIC®︎の公式問題集を使って、出題傾向を把握し問題に慣れることが大切です。TOEIC®︎は試験の時間配分も重要なポイントとなりますので、問題を解くときは時間も意識しながら取り組むといいでしょう。とにかく問題に慣れ経験値を積み、解ける問題の幅を広げ得点アップにつなげましょう。

頻出単語とフレーズを覚える

単語数を増やすことはTOEIC®︎のスコアアップには不可欠です。単語力を鍛え、リーディング問題の英文理解の向上やリスニング問題の正答率アップを目指しましょう。TOEIC®︎のテストでは、中学・高校では学ばない単語も多く出てきます。TOEIC®︎対策のための単語帳を利用し、頻出単語やフレーズを集中的に覚えるのが効率的でおすすめです。

英文法の基礎を復習

TOEIC®︎のテストに出てくる文法の多くが中学や高校で学ぶ英文法です。英文法の基礎を固め、英語を文法的に理解できる力を身につけましょう。単語の意味から内容を推測することもできますが、英文法を理解することで英文を読むスピードがアップし内容把握にもつながります。

まとめ

就職時に企業が求めるTOEIC®︎のスコアなどについて紹介しました。「仕事で英語はいらないだろう」と思う人も多いかもしれませんが、これからますますグローバル化が進むにつれて、どの職種においてもある程度の英語力が期待され、TOEIC®︎のスコアが就職や昇格などに有利に働くことが増えてくる傾向にあるようです。これからの将来の可能性を広げるためにも、ぜひTOEIC®︎対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

参考

英語活用実態調査[企業・団体]2015|TOEIC公式サイト

レベル別評価の一覧表|TOEIC公式サイト

就活に”効く”「インターン×TOEIC®︎L&R」活用法|TOEIC公式サイト

「上場企業における英語活用実態調査」報告書2013|IiBC

TOEICスコアがあると就職に有利なのか?データで検証しました|English Innovations

就職活動でTOEIC試験の点数は就職活動でTOEICのスコアは重要?各企業で必要な点数は何点?|サウスピーク日誌

企業が求めるTOEICスコアのボーダーライン|PRESIDENT Online

TOEIC600点の勉強法!大学別のレベルや難易度を徹底解説!|TOEICNAVI

この記事をかいた人

shokole

ライター・英語講師・翻訳者。英検1級、TOEIC980点。英文科を卒業後、すぐに結婚。移住したアメリカで、日本とアメリカの子育ての違いに興味を持ち、現地の大学で幼児教育を学ぶ。6年のアメリカ生活を経て、帰国後に英会話教室をスタート。現在は英語講師のほか、翻訳や論文の英語チェックなどにも従事。ライターとては、英語学習や教育関連の記事を中心に執筆。キッチンで料理するのが毎日の癒し。6人の子供の母。