CSEスコアと大学入試について
大学入試でもCSEスコアが利用されています。大学によっては、英検の合格とCSEスコアの両方を求めていたり、どちらかのスコアもしくは各技能のスコアを求めたりと基準が異なります。もし志望校や志望学部の募集要項に必要な英検やCSEスコアが明示されている場合は、どのように勉強したらいいか計画を立てるようにしましょう。
例えば、専修大学の2020年の入試情報によると、対象となる英語外部試験のスコアを申告することで英語試験が免除、もしくは英語のスコアを判定に利用できるという記述があります。英検2級もしくはCSEスコア1980点以上の場合は80点に換算するなど、入試でCSEスコアを生かすことができます。一般入試で英語外部試験のスコアが判定として使われている大学は増えているため、入試対策として英検を受けることも一つの方法でしょう。
参考
CSEスコアの証明書と注意点
有料になりますが、「英検CSEスコア証明書」を発行することで、就職や入試の際に正式な証明書として活用することができます。英検の合格・不合格問わず発行することができ、手数料は送料込みで1通1,100円(税込)となります。早稲田大学・明治大学・東洋大学・武蔵野大学などでは、大学入試の際に証明書の提出を取り入れており、証明書の手続きは郵送またはウェブで申し込みをすることができます。
1点注意したい点が、CSEスコアの証明書は海外留学時の語学力証明書として利用できないという点です。英検資格を活用して留学手続きを行いたいという場合は、別途手続きが必要になるため、注意が必要です。
参考
英検CSEスコア証明書 | 英検 公益財団法人 日本英語検定協会
英検のCSEスコアによって国際基準で英語技能が判定できる
英検のCSEスコアとは、国際基準で英語技能を判定することができるスコアで、英語の4技能のそれぞれのスコアも確認することができます。大学入試でも、英検や英検のCSEスコアが判定の一部として採用されていることから、これからますます英検を受ける方も増えることでしょう。小学生から社会人まで受けられる英検は、国際化がますます加速する日本において重要な役割を果たしそうです。
参考
世界で一番わかりやすい!英検®️CSEスコアを説明します! | 4skills
【2019年度】英検の大学受験活用状況 CSEスコアがより重視されるように|20分で書けるシンプル英文ライティング
入試に使える「英検CSEスコア」を徹底解説!(1):CSEスコアって?|英ナビ!