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漢検とは日本漢字能力検定の略で、漢字の能力を測る検定試験です。「漢字の能力」といっても、どのくらいのレベルの漢字を、どのくらい知っていればいいのでしょうか? 当記事では、漢検2級の合格点やレベルの目安などについて分かりやすく解説します。
もくじ
漢検2級のレベルの目安は?
漢検を実施している公益財団法人日本漢字能力検定協会によると、漢検2級のレベルの目安は、高校卒業・大学・一般程度(2136字)です。これは、すべての常用漢字の読み書きを活用できるレベルとなります。
ちなみに常用漢字とは、法令・新聞・放送など、一般の社会生活で現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安として常用漢字表(平成22年11月30日内閣告知)に記載されている漢字を指します。
ですので、漢検2級のレベルの目安は、私たちの日常生活で目にするすべての漢字が読み書きできるレベルと言えるでしょう。
漢検2級の合格点と合格率
漢検2級の合格点は、200点満点中80%です。
漢検2級の過去の受験者数・合格者数・合格率は以下のようになっています。
年度・回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2019年度第1回 | 52,817人 | 9,521人 | 18.0% |
2018年度第3回 | 54,310人 | 12,154人 | 22.4% |
2018年度第2回 | 48,277人 | 9,629人 | 19.9% |
2018年度第1回 | 59,192人 | 12,706人 | 21.5% |
(平成30年度受検データ|日本漢字能力検定、2019年度受検データ|日本漢字能力検定より筆者作成)
合格率は毎年およそ20%となっており、決して高くはないことが分かります。ちなみに2019年度第1回を見てみると、1級下の準2級は、2級より合格率が10%ほど高くなり、1級上の準1級の合格率は2級と大差のない結果となっています。
参考