大学受験古文・おすすめ参考書15選〜読解・常識編〜
文法や単語をある程度押さえたら、読解や常識をきっちりと勉強しましょう。古文の集大成ともいえる読解や常識を勉強する際のおすすめ参考書をご紹介します。
はじめの一歩 古文読解問題集
はじめの……という題名とは裏腹に、非常に難易度の高い問題集です。問題は30問収録されているので、1日1ページ取り組めば1ヶ月でまとめをすることができます。まだ古文の基礎ができていない人には少々不向きですが、たくさんの問題を解きたいという人にはおススメです。
富井の古文読解をはじめからていねいに
東進の人気講師、富井健二さんが執筆された「はじめからていねいに」シリーズの古文読解編です。古文の読解に必要な知識が網羅されており、単語や文法はある程度分かるけれど文章の読解が苦手という人におすすめです。内容は富井先生とネコの対話形式でまとめられているので、授業を聞いている感覚で勉強することができます。
マドンナ古文常識217
マドンナシリーズのこちらの1冊は、古文の常識だけをピックアップしてまとめた参考書です。マドンナシリーズは分かりやすい解説が特徴で、堅苦しい古文を親しみやすく解説してくれています。単語や文法については触れられていないので、古文全般を勉強したい人には物足りない内容です。
元井太郎の古文読解が面白いほどできる本
予備校講師である元井太郎さんが執筆した1冊。授業形式にまとめられた内容は、古文に苦手意識を持っている人にもぜひおすすめしたい分かりやすさです。ただし基本知識はあまり載っていないので、ほかの勉強法で初歩的なことを理解してから活用すると良いでしょう。
大学入試の得点源 古文
古文で必須のテーマである「助動詞」から「主語の補い方」まで、6つの単元が掲載されています。ページ数は少なめですが、効率良く勉強することができる1冊です。どの大学の入試にも通用するポイントがふんだんにちりばめられているので、志望校がまだ決まっていない人にもおすすめです。
古文が苦手な人必見!効果的な勉強法とは?
古文が苦手な人は少なくありません。現代文は得意でも古文は点数が取れないという人は多くいます。ただし、古文はコツをつかんでしまえば得点源となる科目でもあります。ここでは古文の効果的な勉強法を4つご紹介します。
単語を覚える
古文の勉強で最初に手をつけなければいけないのは単語です。単語の意味が分からないまま読解を行っても、わけが分からなくなってしまいます。目安となる覚えるべき古文単語の量は、
- センター試験レベルなら300語程度
- 国公立大学の二次試験でも500~600語程度
といわれています。古文の単語は複数の意味を持つことが多いため、一度で覚えるのには少々難があります。1日何語と目標を決めて、少しずつインプットしていくことがポイントです。
参考
文法の知識を理解する
古文の読解では文法の知識が不可欠です。
- 助詞
- 助動詞
- 敬語
この3つに関して徹底的に勉強することをおすすめします。この3つは古文を訳すときに必要になる基本的な知識です。ただ暗記するのではなく、テキストにある例題から取り組むことで記憶に残りやすくなります。
品詞分解できる力をつける
古文には品詞分解があります。この品詞分解ができないと、正確に訳すことができなくなってしまいます。古文の一文節を区切って、意味や品詞を確認するトレーニングを行いましょう。一文節が品詞分解できるようになれば、長文になっても迷わずに読解できるようになります。
問題集を解いて読解力アップ
どの科目の勉強でも同じですが、インプットした情報をアウトプットすることで記憶は定着します。教科書や参考書で覚えた知識がどの程度なのか、問題集で読解問題をこなしていきましょう。問題集のレベルはさまざまです。一度に何冊も併行して行うのではなく、自分のレベルに合った問題集を徹底的にやりこむこともポイントの1つです。
まとめ
古文の勉強に適した参考書や問題集はたくさんあります。自分のレベルや弱点に合わせた1冊を選ぶことで、その後の効率は格段にアップします。効果的な勉強を行うためにも、ぜひお気に入りの1冊を見つけてください。
参考
センター試験2019 国語全体概観 解答速報2019|予備校の東進
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