【大学受験向け】古文の参考書おすすめ15選と効果的な勉強法とは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

大学受験の科目で、苦手意識を持つ人が多い古典(古文)。一生懸命勉強しているのになかなか成果が出ないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、大学受験向けの古文のおすすめ参考書を分野別にご紹介します。効果的な勉強法も併せてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

大学受験古文・おすすめ参考書15選〜文法編〜

古文の参考書は分野別に分かれているものがほとんどです。ここでは各分野で分かりやすいと評判のおすすめ参考書をご紹介します。まずは文法編から見ていきましょう。

富井の古典文法をはじめからていねいに

古文が苦手・なかなか成績が上がらない・どう勉強したら良いのか分からない……などと悩んでいる人にぜひ使ってほしいのが富井健二さんの『富井の古典文法をはじめからていねいに』です。内容的には基本を分かりやすく会話調で説明してあり、古典文法を暗記するためのCDも付いています。収録されている問題数はやや少なめですが、これから古文をしっかり勉強したいという人にはおすすめの1冊です。

古文文法問題演習―基本テーマ30

ある程度基礎は押さえてあって、これからアウトプットをしようと考えている人におすすめの問題集です。答えだけではなく解き方もていねいに解説してあるので、解説を読みながら復習していけるのがポイントです。レベル的には初心者向けではないので、基礎的な単語や文法を覚えきったという人はぜひ使ってみてください。

望月光の古文教室(古典文法編)

筆者の望月光さんは、代々木ゼミナールに所属する人気の古文講師です。学校の授業がいまひとつ理解できていない人や古文が苦手だという人におすすめの参考書です。講義口調で書かれているので、堅苦しさや分かりにくいということがありません。基礎からきっちりと学ぶことができるので、これから古文に真剣に取り組もうという人はぜひ活用してください。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

古典文法を短期的に覚えることをコンセプトにした1冊です。予備校の先生が6人で書いている本なので、受験生がどのような問題で間違えるのかをていねいに解説してくれています。レベルは高校1年生程度ですが、古文がよく分からないという人にはおすすめです。

ステップアップノート30古典文法トレーニング

文法の知識をある程度押さえた人におすすめしたい問題集です。問題数が多く、必要な文法の知識はほとんど網羅されているので、実力を試すという意味での利用に向いています。文法から読解まで幅広いレベルが掲載されています。

大学受験古文・おすすめ参考書15選〜単語編〜

古文を勉強するときに厄介なのは単語です。どちらかというと暗記モノに近い単語の分野ですが、単語を勉強するのにぜひおすすめしたい参考書を5冊ご紹介します。

読んで見て覚える重要古文単語315

受験生の間で「索引が分かりやすい」と評判の参考書。単語の語源がイラスト付きで載っているため、非常に見やすく使いやすい1冊です。単語がメインですが、文法や和歌など違った分野にも触れることができるので、まんべんなく勉強することができます。

マドンナ古文単語230

マドンナシリーズは、これから本格的に古文を勉強しようという人におすすめしたいシリーズです。なかでも古文単語230は1つの単語にとてもていねいな解説が付いています。ただ単語を覚えるだけではなく、その背景などについても説明されているので、覚えやすい内容になっています。

古文単語FORMULA600

題名の通り、600語という圧倒的な数の単語が掲載されていテキストです。センター試験のカバー率が高いことでも評判で、難関校の受験生に人気のある1冊です。初心者には少々難易度が高いので、いきなり取り組むのは避けた方が良いかもしれません。

古文単語ゴロゴ

古文が苦手と感じている人におすすめしたいのがこちらの参考書です。東進ハイスクールの板野先生が執筆しており、語呂合わせで単語を覚えるコツを教えてくれます。語呂合わせで楽しみながら単語を覚えられる1冊です。

望月光の古文単語333

この参考書は単語数の多さはもちろんですが、解説の分かりやすさに定評があります。イラスト付きの解説は読んでいて思わず吹き出してしまいそうなシュールなもので、楽しみながら勉強したいという人にはおすすめです。