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大学生になると、課題としてレポートを書く機会が多くなります。「レポートがうまく書けない!」と悩む学生も多いはずです。レポート作成がなかなか進まないまま時間だけが過ぎてしまい、締め切り前夜に徹夜で仕上げたという経験のある学生もいることでしょう。当記事では、レポートが書けない人の特徴や書けないときの対処法などを解説します。
もくじ
レポートが書けない人の特徴
レポートがうまく書けない理由はいくつかあります。ただ単に文章を書くのが苦手と思っている人も、実は文章力のなさが直接的な原因ではなく、ある「レポートがうまく書けない」パターンにはまっているだけかもしれません。ここではレポートが書けないと悩む人のいくつかの特徴について説明します。
テーマを具体化できていない
レポートがうまく書けない理由として考えられるのは、レポートのテーマを具体化できていないということです。課題によっては教員より具体化されたテーマを与えられることもありますが、トピック(話題)だけが提示され、それに関するテーマを自分で選ぶことが必要な場合もあります。後者の場合、テーマの範囲が広すぎると調査すべきことが膨大になり、うまくまとめられなくなったり、研究の狙いや結論があいまいになったりする可能性があります。うまくテーマを具体化できていないと、何を中心にレポートを書いていけばいいのかわからなくなってしまいます。
書き出しがわからない
レポートを書くときによく悩むのが、書き出しの部分です。テーマや構成も決まり、参考資料も集めたけれど「何から書いていいのかわからない」となり、レポートが進まない学生も多いようです。レポートの書き出しは、読み手の印象やレポートの展開を決める重要な部分です。だからこそうまく書きたいと思うものの、レポートを書くことに慣れていない学生はなかなか書き出しから進まず不必要に時間を費やしてしまうこともあるようです。
調べ作業が足りない
レポートのテーマや自分の主張は決まっているのに、レポートがなかなか進まないという人は、自分の研究を裏づける証拠が少ないということもあります。読み手をより納得させるためには、自分の主張を支える多くのデータが必要になります。参考文献は多ければいいというわけではありませんが、ある程度質の良いデータが必要となります。レポートは、調べた内容についての具体的なデータやそれに関する考察をまとめた部分がメインとなります。調べ作業が足りていないと、必然的にレポートが思ったように書けないという事態に陥ってしまいます。
言いたいことがまとまらない
レポートの具体的なテーマや書きたいことはあるのに、それをうまくまとめられず進まないという人もいます。この場合は、レポートの基本的な構成を知らない、集めたデータやそれに関する考察がうまく整理できていない、などが理由として考えられます。言いたいことがまとまらないままレポートを書いてしまうと、読み手に内容が伝わりにくく、「結局筆者は何を伝えたかったのだろう」と疑問に思われるようなレポートに仕上がってしまうかもしれません。