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学校のレポート課題は、授業の内容によっては特定のテーマが決められている場合もありますが、大枠となるテーマが決まっていたとしても、自分で書く内容を決める必要があります。レポートのテーマの設定は大きな意味を持つため、少し時間をかけてテーマを絞るという方も多いのではないでしょうか。今回は、どのようにテーマを決めたらいいのか、具体的な方法について紹介します。
もくじ
レポートのテーマ例について
レポートのテーマの設定方法について悩む人も多いことでしょう。学校の先生によっては明確なテーマを設定してくれる場合もありますが、「自分の興味のあるテーマを選んで書きなさい」と指示されると、何から手をつけたらいいのか分からなくなってしまいます。レポートのテーマは、読む人が興味を持ってくれるかどうかで評価が大きく異なります。文章自体は短くても、テーマを決めるまでに時間がかかることもあるかもしれません。
レポ―トのテーマ例はジャンルなどによって異なりますが、大切なのは大きなテーマの中から自分なりの切り口を見つけ出し、テーマの範囲を狭めることです。広く浅い文章ではなく、一つの観点から専門的に深く追求することで書きやすくなり、読む側にとってもレポートを通して伝えたい内容が分かりやすくなります。
早稲田大学のレポートテーマ例
それでは、具体的にどのようなレポートテーマがあるのでしょうか。ここでは、早稲田大学の例を紹介します。早稲田大学・文化構想学部のレポート題目では、「アイルランドへの招待」「アジア・日本文化研究1」「授業で扱った「満蒙」(中国東北と内モンゴル)の歴史(19~20世紀)に関連する範囲で、適宜論題を設定して論じなさい。」など、授業の内容をもとに自分でテーマを設定して書くレポート課題が出されています。
テーマの決め方について
大枠のテーマが設定されている中で、実際にレポートとして書くためにはどのようなことが求められるのでしょうか。テーマの決め方に迷った場合は、以下の3つの方法を試してみましょう。
指定がある場合は情報収集をしてテーマを決める
レポートのテーマに指定がある場合は、情報収集をして何を具体的に書けばいいのか決めるようにしましょう。情報収集といっても、一つのワードでたくさんの情報がヒットしてしまうため、切り口を考えるのに迷ってしまうこともあるかもしれません。例えば、情報をある程度集めた上で「このテーマなら専門的に書けそう」というワードが出てきた場合は、レポートのテーマの候補として残すことができるでしょう。
いくつか候補となるワードが出てきたら、自分の好きな分野や書きやすいものを選び、テーマとして設定しましょう。情報収集で注意したいのが、その情報が本当に正しいものなのかという問題です。レポート作成に使うのは、政府や自治体、関連機関など、信頼できる情報元が発信している情報に絞り、複数の情報を比較しながら参照サイトを選ぶようにしましょう。
図書館や書店へ行く
テーマがなかなか決まらないという場合は、図書館や書店へ行くのもおすすめです。本棚や本のタイトルを眺めているうちに思わぬ発見があり、テーマを決めることができるかもしれません。情報はインターネットだけではなく書籍からも集めることができます。学校の図書館はもちろん、市町村の図書館などにも足を運んでみましょう。
図書館で欲しい本が見つからない場合は、レポートのテーマに沿ったジャンルの本を取り寄せてもらうことも可能です。書籍にはインターネットにはない情報もたくさん載っているため、インターネットで情報を見つける自信がないという方は書籍を活用するといいでしょう。
ニュースや新聞などからピックアップする
インターネットや書籍からテーマを決める場合、文字数や情報量が多すぎてテーマを絞ることができないこともあるでしょう。そんなときにおすすめなのが、ニュースや新聞です。新聞のコラムやニュース記事の多くは、現代社会の課題をテーマに論じられています。一見関わりがないようなニュースでも、深く追求していくことでレポートのテーマに関連するトピックスになるかもしれません。
新聞やニュースには、日本だけでなく世界中で起こっている出来事が取り上げられています。自分が興味のあるニュースをピックアップしながらレポートのテーマと紐づけて考えるだけでなく、新しい情報と古い情報を照合しながらレポートとしてまとめていくこともできるでしょう。