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最近は、レポートを手書き×紙ベースではなく、Wordで作成して提出するということが多いです。そして、レポートも相手側が読みやすいよう、仕上げの段階で編集作業が必要となっています。今回は、レポート編集における作業の1つ、目次の書き方や設定と、一緒に知っておくと役に立つ情報をご紹介します。
もくじ
Wordで作成するレポートの目次の作成手順
目次の作成手順についてご紹介していきましょう。
章の構成案をテキストで入力
基本的なレポートは、「序論(導入部分)・本論・結論」の3部構成です。レポートの本文に取り掛かる前に、土台となる構成案を書いていきます。
ただし、実験や調査系のレポートに関しては、「実験および調査目的・方法・結果・考察」の4部構成です。ベーシックなレポートの構成案とは違いがあります。
アウトラインの設定
Wordでレポートを書く場合、「アウトライン」という言葉を耳にするかと思います。Wordにおけるアウトラインとは、章・節・項といったレベルのリストのことです。一連の見出しスタイルを文章のレベルに応じた階層の状態で設定および表示します。
アウトラインの設定は、まず[表示]タブをクリックし、[アウトライン]表示に切り替えます。
章と節の設定
[アウトライン]表示の状態で、章や節に設定したい行にカーソルを移動します。章であれば、「本文」に設定されているスタイルを[レベル1]に設定、節であれば、[レベル2]に設定します。
レベル1~9までの設定は、本文や見出しが表示されているスタイルの両サイドの矢印ボタンで調整可能です。ショートカットキーを使う場合、[Alt]+[Shift]+左右矢印キーでレベルのアップダウンができます。
章・節・項などの見出しの設定が終わったら[アウトライン表示を閉じる]をクリック。
参考
見出しの設定
アウトラインの画面で設定している「レベル1」や「レベル2」などに、「見出し」のスタイルを入れます。
- [ホーム]タブにある[アウトライン]設定ボタン▼を選択
- [リストライブラリ]のうち、[見出し]が表示されているものからスタイルを選択
章見出しと節見出しの設定
見出しの下に 章見出しと節見出しがあると、ボリュームのあるレポートも読みやすく、かつ部分確認もしやすくなります。
- [ホーム]タブにある[アウトライン]設定ボタン▼を選択
- 下部の「新しいアウトラインの定義]を選択
- [新しいアウトラインの定義]が表示されたら下部の[オプション」を選択
- [新しいアウトラインの定義]上部の[変更するレベルをクリックしてください]から選択
参考
Wordはなぜ思い通りにならないのか?(23) 見出し番号の自動入力|マイナビニュース
ヘッダー・フッターの設定
複数の枚数で提出するレポートには、ページの表示が必要です。Wordの場合は、ヘッダー(余白上部)およびフッター(余白下部)の設定をすれば、ページが自動的に配置される仕組みになっています。
- [挿入]タブの[ヘッダーとフッター番号]を選択
- [ヘッダーとフッター番号]から[ヘッダー]または[フッター]のいずれかをクリック
- [ページ番号]のうち、[見出し]が表示されているものからスタイルを選択
セクション区切りの設定
セクション区切りを使う事例として挙げられるのが、目次と本文を別のページに区分けして編集する場合などがあります。
- [レイアウト]タブの[セクション区切り]をクリックし、ポイント
- [セクション区切り]のなかからの[次のページから開始]をクリック
表紙の作成
Wordで作成するレポートの表紙は、目次や本文を作成した後につぎ足しが可能です。この項では、表紙のテンプレートから作成する方法について説明します。
- [挿入]タブの[ページ]グループ内の[表紙]をクリック
- [組み込み]の中から選択
- タイトル・所属学部学科・学籍番号・名前など先生側から指示が出ている内容に基づいて入力