就職に有利になるために在学中にやっておくこと
教育学部在学中は、就職に有利になる資格取得や経験を積んでおくことで、将来のキャリアアップにつなげることができます。在学中に取得すべきおすすめの資格や経験についてご紹介します。
塾や講師のアルバイト経験
大学生はアルバイトをする時間もあるため、自分の興味のある業種でアルバイト経験を積むことで、就職にも有利になるでしょう。例えば、教育機関で働きたいと考えている場合は、大学生でもできる塾の講師のアルバイトをしてみるのもいいでしょう。
実際に子供に勉強を教えてみたり、子供と触れ合う機会があるイベントに参加してみたりと、教育分野への理解を深めることで、進路選択へとつなげることができます。教育実習へ参加する学生も多いかと思いますが、逆に教育実習で「教員とは別の道へ進みたい」と気付くケースもあるようです。大学ではさまざまな体験をし、後悔のない進路選択をできるようにしましょう。
図書館司書・学芸員などの資格取得
教員の免許以外にも、教育機関で生かせる資格は複数あります。図書館司書や学芸員の資格は、図書館や美術館などの文化施設への就職にもつなげることができるでしょう。国家公務員総合職試験や地方公務員試験で「心理」「人間科学」などの区分に合格した場合は、心理カウンセラーとして社会福祉施設や児童相談所などで経験を積みながら資格を生かすことができます。
ほかにも、教員免許を取得し、教育機関で5年以上働いた場合は社会教育主事の資格を取得することが可能になります。社会教育主事の資格は、公民館や社会教育センターなどで生かすことができ、社会教育へ貢献することができる魅力的な資格です。在学中から将来のために資格を取得することで、教員以外の専門職で活躍することができます。
教育学部卒業後の就職先は選択肢がたくさん!
教育学部で学んだことは、教育機関以外にもさまざまな業界で生かすことができます。教育学部では教育学以外にも社会学や心理学など、教育にまつわるさまざまな専門分野を学ぶことができます。教育現場で貢献したいという学生や、学部で学んだ知識を社会で役立てたいという学生は、専門資格の取得やアルバイト経験など、必要な実践を積みながら就職に備えるのがおすすめです。
参考
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