趣味を追及した先に
自分自身の好きなことがわかる
ーーー趣味で始めてなにか変わったこととかある?
「自分が本当に何が好きで、好きなことにどれだけ熱中できるかがわかったね。野球も好きだったんだけど、さすがに高校で燃え尽きて、旅行というか旅が自分の中で大きくなって、本当に色んなところ見に行くのが好きなんだなあって思ったよ。見た風景とか、感動的な遺産とかを誰かに伝えたくて映像も始まったし」
ーーー見たものを伝えたくなって、映像を撮り始めて、編集を始めたんだね。
「そうそうそう、趣味が派生して増えたって感じ。楽しくて、大学生としての勉強もちょっとサボっちゃった(笑)映像の魅力に取りつかれて、これ好きだ!って思った。こういうのもっと出来るようになりたいって思って、没頭してたね。」
生活の充実感
ーーーなんでそこまで自分の趣味に没頭できたの?
「いやー、だって暇じゃん?(笑)正直大学入って、大学の授業受けてて自分自身が興味ある世界遺産の話とかはめっちゃ聞いて為になるんだけど、それ以外がどうしてもなんでやってるかがわからなくて、大学にそんな期待をしなくなっちゃって、迷惑ならない最低限やって、そしたら文系大学生は暇だから時間余って、その時間を費やした。」
ーーー大学生だから出来たことだよね。そこの時間の使い方の違いなだけで。
「間違いない。叩かれたくないから言うけど、別に勉強を否定しているわけではなくて、大事なんだけど、俺は趣味でやってることに時間を費やす選択をしただけ。これでどうなろうがなんでもいいやって感じで夢中になってやってたよ。好きなことにかける時間があるから生活としては、本当に充実してる。もちろん少し犠牲になるものもあるんだけどね、お金とか。」