実際のところどんな感じなの?保育実習の実態!!②〜エピソード編〜 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

これだけは!実習でしておきたいこと・実習中編

子供の名前をすぐに覚える

実習をうまく進めるのは何と言っても子供との信頼関係です。ただ遊んで楽しいだけではなく子供達が安心して関われる大人でないと、いざ自分が部分実習をするなどという時になかなか実習生のいうことが伝わりません。そして、子供との信頼関係を築く第一歩が名前を覚えるということです。名前を覚えていないとなかなか声かけなどができません。年齢が低い場合には自力で頑張って覚えなければなりませんが、4・5才になってくるとお友達の名前をしっかりとお覚えているので、違う子供に「あの子何くんだっけ?」と聞くのも手です。私は名札などつけていない園が多かったために結構子供達を頼りにしていました。

先生方への挨拶

当たり前ですが、挨拶は基本です。クラスの担任の先生や実習担当の先生はもちろんですがあまり関わることのない先生だとしてもしっかりと挨拶をしましょう。実習ではいろいろなことが起こります。何かハプニングが起きた時に必ずしも知っている先生が近くにいるとは限りません。その時のためにもきちんとした関係を作っておきましょう。

健康管理

早寝早起き。これが鉄則です。子供と遊んで、さらに気を張って生活していることになるので相当体に負担が来ているのは間違い無いです。日誌を毎日書くのでどうしても時間を削ってしまいがちですが、帰宅して記憶が新しいうちに早めに日誌を書き終わるようにして、夜はゆっくり寝ることをとてもおすすめします。また、きちんと食事をとることももちろん大切です。感染症が流行る時期などには特に手洗いうがいをすることも心がけましょう。

そして、実習期間中のアルバイトは極力避けたほうがいいです。体が疲れるのもありますし、感染症などにかかってしまうと大変です。

「実践」する意識

大学で培った知識、また自分で考えた遊びの展開、そして保育者の様子を見ていいなと思った子供との関わり方などをぜひ実践してみてください。保育者として働く前にリアルな子供と関わることのできる貴重な機会です。ぜひその機会を逃さずに積極的に実習に関わってみてください。

働く環境として観察する

保育実習は保育の実践を学びに行くという意味がもちろん大きいですが、将来自分が働くかもしれないと考えて園の様子を見ておくことも今後の自分の為になります。いわばインターンのようなものです。自分のやりたい保育ができるのかどうか、どのような働き方で負担はどの程度なのか。自分が働くことを前提に色々な視点から園を見ておくことでその後就職先を選ぶときの大きなヒントとなります。

これだけは!実習でしておきたいこと・実習後編

反省や日誌まとめはすぐに!

実習が終わると実習全体の総まとめを書いて提出することが多いと思います。終わってすぐに休みたい気持ちは山々ですが、後に回しているとどんどん書くのが難しくなっていきます。できるだけ記憶の新しいうちに書いてしまいましょう。

お礼状はきちんと

実習でお世話になった園には一筆書いて送るのがマナーです。実習日誌の受け取りなど、全てが終わってからすぐに送るのがいいでしょう。実習園というのは大学や養成学校と深い繋がりを持っているという場合も少なくありません。学校の後輩のためにも学校が実習園と良好な関係を続けられるように最後まできちんとした態度で臨みましょう。