実際のところどんな感じなの?保育実習の実態!!①〜実習概要編〜 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

全ての実習の集大成、総合実習

一番最後の実習になります。その名の通り今までの実習で学んだことを総合してさらに学びを深める実習です。

この総合実習では、責任実習というものがあります。責任実習とは一日、あるいは半日、主担任の役割をしてクラスの運営を行なっていくものです。今までの観察実習・参加実習で学んだ保育の流れや子供との関わり方などを活かしながら行います。総合実習ではこの責任実習と部分実習を実習期間で行うことが多いです。責任実習までに子供達の前に立つことに慣れておき、子供達と信頼関係を作っておくことが責任実習で大切なことになります。

私の場合、総合実習は幼稚園実習のみで、保育士資格系の実習は全て参加実習でした。幼稚園実習は私は3年次、4年次と2週間ずつに分けて行なったので、参加実習と総合実習という形でしたが、学校によっては幼稚園実習が1回のみの4週間で終わる学校もあるようなので、総合実習1回という場合も考えられます。

実習期間について〜私の大学の場合〜

幼稚園免許、保育士資格、ともに国によって実習期間は決まっています。その中でどのように日数を分けるかは各大学、専門学校によって違ってきます。

幼稚園実習 (計3回)

4日間 (1年春) 観察実習
10日間 (3年秋) 参加実習
10日間(4年夏) 総合実習

私の大学は1年生の最後に幼稚園実習の観察実習というものがありました。実は、現在、資格取得のために必須のものでははなくなっているもので、実習とはどのようなものなのかというのを体験するものでした。初めての実習でなかなか子供達と上手に話すことができず、焦ったことを思い出します。一方でこの実習があったからこそ、実習に対するイメージを持つことができ、その後の実習に対してきちんと構えることができたと思います。

保育所・施設実習 (計3回)

12日間 参加実習 保育所
12日間 参加実習 福祉施設
12日間 参加実習 保育所・福祉施設どちらか一つ

保育所、施設は実習期間が長いと感じますよね。しかも基本的に保育所も施設も土曜日も実習があることが多いです。そのため6日間連続で実習となります。また特に保育所は子供と一緒にいる時間がとにかく長い。ということでかなりの疲労感です。とはいえ全て参加実習なので準備するものは幼稚園実習ほど大変ではなかったというのが私の個人的な印象です。