【英検2級】試験内容・レベル・受ける時期について解説します - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

必要な語彙力・合格率・合格ライン

一般的に、英検2級に合格できる必要語彙数は約3800から4000語と言われています。一見多いという印象を持つかもしれませんが、上述でも定義されているように、”社会生活に必要な英語を理解し、使用できる”というレベルには最低限必要な単語です。確実の合格を狙いたい場合は4500から5000語を目標とすると良いでしょう
合格率は受験者の約2.5割と、合格難易度は高めと言えるでしょう。合格ラインの目安となる正答率は、一次試験(リーディング・ライティング)で6割、二次試験のスピーキングでは650点満点中460点以上が必要となってきます。

受ける時期

大学受験を考えている高校生は、できれば高校に入って早いうちから英検2級に向けて勉強すると良いでしょう。2級はセンター試験や一般入試の問題と似ているため、勉強した内容は必ず受験勉強にも役立つからです。2級は、高度の英語力をつけるための土台とも言えるレベルであり、英語で会話ができるようになったり、社会人として英語を使う場面がある場合は必須と言えるでしょう。また、2級レベルの英語力があれば、TOEICを受験した場合5割ほどの点数は狙えるので、そうした英検以外の英語力テストを受けても自信になるでしょう。

まとめ:使える英語を身につけるためには、英検2級は通過点

英検2級のレベルは、高校卒業時の英語力と同等となります。英語力を伸ばして行きたいと思うならば、英検2級に合格できれば、そこから飛躍できるポテンシャルを十分秘めていると言えるでしょう。ぜひ、高校生から社会人まで、使える英語を身につけたい方は、まずは英検2級に合格し、しっかりとその上に知識を積み上げる土台を作りましょう。

この記事をかいた人

katsu

オランダの小学校で教員になるために、オランダに移住した元小学校教員。「ひとりひとり違った形や色があって、それがいい」と考え、イエナプランを取り入れた学級づくりや授業づくりに取り組む。ファーストキャリアは旅行会社!「教育」と「旅」をライフワークに、フリーライターとして活動中。Twitterで毎日オランダの教育ニュースを発信中!
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