【2019年版】早慶上智の一般入試・AO入試で使える英語4技能試験 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

教育に関心のある方であれば、2020年に教育改革は実施されることはご存知でしょう。教育改革の内容の一部として、大学入試への英語4技能の検定試験の利用が始まります。それに先駆けて、一部の大学ではすでにその動きが始まっており、特に難関大学ではその利用率も高くなっています。そこで今回は、日本を代表する難関大学である早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学の入試で使える、英語4技能の検定試験をご紹介します。

早稲田大学

文化構想学部

一般入試（英語4技能テスト利用型）

英語4技能試験を事前に提出し、それらの基準点・基準級を上回っていれば出願でき、その上で国語と地歴2教科の合計点により判定されます。国語（90分/75点）・地歴（60分/50点）それぞれの基準点に満たない場合は、不合格となります。

※2017年2月1日以降に受験した試験結果が有効です。

AO入試（JCulP：国際日本文化論プログラム）

JCulPとは、Global Studies in Japanese Cultures Programの略で、日本の学生と海外学生が共に学習し、「日本文化を世界的な視野のもとに学び、かつその成果を広く世界に向けて発信できる人材の育成を目指す」という目的を置いています。
出願時に使用できる英語能力試験は以下の4つです。

• TEAP（TEAP CBTは不可）
• IELTS
• 英検
• TOEFL iBT

出典：入学試験情報｜早稲田大学 文化構想学部

文学部

一般入試（英語4技能テスト利用型）

英語4技能試験を事前に提出し、それらの基準点・基準級を上回っていれば出願でき、その上で国語と地歴2教科の合計点により判定されます。国語（90分/75点）・地歴（60分/50点）それぞれの基準点に満たない場合は、不合格となります。

※2017年2月1日以降に受験した試験結果が有効です。

出典：入学試験情報｜早稲田大学 文学部

国際教養学部

一般入試（英語4技能テストによる加点方式）

英語4技能テストをそのまま入試に利用することはできませんが、出願時に試験結果を提出することにより、最高15点が加点されます。　英検の場合は「合格証明書」、「英検CSEスコア証明書（各級合格した者に限る）」の提出が有効とされます。

※2017年2月1日以降に受験した試験結果が有効です。実用英語技能検定は2016年度第3回以降の試験結果が有効です。

AO入試（4月入学）国内選考

日本の学生が対象で、書類審査と筆記審査で合否が判定されます。筆記では「Critical Writing」が行われ、書類審査では以下の英語4技能テストのなかの試験結果を１つ以上出すことが必須です。
募集人数は125名、で、一般入試やセンター試験利用入試よりも倍率が低く、狙い目です。

• TOEFL iBT・PBT（TOEFL-ITP Level 1 も可）
• TOEIC （L & R） （TOEIC-IP も可）
• IELTS（Academic）
• 実用英語技能検定（英検）（英検CBTも可）

AO入試（4月入学）国外選考

国外選考という名前の通り、海外の学生を対象としています。だたし、日本のインターナショナルスクール出身の学生であれば受験可能です。
選考は、書類審査が基本となりますが、その結果はUnconditional Offer、Conditional Offer、Failに分かれ、Unconditional Offerの場合はそのまま合格、Conditional Offerの場合は別途面接が必要となります。募集は100名で、以下のいずれかの英語能力試験を提出する必要があります。

• TOEFL iBT
• TOEIC L&R
• IELTS(Academic)
• GEPT(General English Proficiency Test)
• 英検

出典：入学試験情報｜早稲田大学 国際教養学部