レポートの「はじめに」で書くべき内容は?ポイントや注意点をご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

執筆上の注意

レポートを執筆する際に、語尾や主語など注意する点があるので確認しておきましょう。

あらかじめ構成を決めておく

執筆前に、「序論(はじめに)→本論→結論(終わりに)」ごとに、それぞれどのような内容を執筆するのか計画を立てておきましょう。構成はレポートの基本と前述しましたが、構成が明確でなければレポート内容の評価も下がってしまいます。主張はきちんとした構成のもとに生きてくるものなので、構成を疎かにしないように気をつけましょう。

書き始めてから計画を立てるのでは、同じことを何度も執筆してしまう、話が前後してしまうといったことになりかねません。すっきりと読みやすく、論理的な文章を書くためにも、初めに計画を立ててください。

「である調」で書く

レポートは語尾を統一する必要があります。「である調」か「ですます調」がありますが、レポートは「である調」で統一します。

先生に対して書くので、「ですます調」の方がいいと思う方もいるでしょう。しかし、レポートは論理的かつ客観的な報告書なので、「である調」で執筆します。「である調」の執筆には不慣れな方もいると思いますが、「~だ」「~である」「~だと思われる」といった語尾を使用するようにしましょう。

「私は」ではなく「私たちは」

主語を「私は」にしてしまう方も意外と多いのではないでしょうか。しかし、レポートは客観的な報告書ですので、多くの人が納得できるだろう内容を執筆しなければいけません。主語には、「私たちは」「我々は」を用いましょう。

まとめ

レポートの「はじめに」は、レポートの全体像をつかむための重要な部分だということが分かりました。「はじめに」を読んでレポートの大部分が判断される場合もありますので、書く内容についてきちんと計画を立て、分かりやすく執筆しましょう。

「はじめに」で書く内容についてもお伝えしましたが、序論・本論・結論が1つの自然な流れになるよう、意識して執筆しましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、数をこなして慣れていくことが大切です。

参考

レポートって何を書けばいい?|茨城キリスト教大学

情報技術を活用したレポートの構成・作成法|日本女子大学人間社会学部

レポート・論文の書き方|立命館大学

「はじめに」、「おわりに」さえ決まればレポートの9割は完成!? レポート地獄を乗り切ろう!!!|きっとみつかるカフェ。

この記事をかいた人

mariko_miyano

"【職業と経歴】 ライター、コラムニスト/84年生まれ。東京女子大学哲学科卒業。野村證券で営業経験後、2011年よりライターへ。育児、教育、女性の社会問題、ブックレビューなど執筆。趣味は哲学、禅、神社仏閣巡り。3児の母。 【資格】 中学高校社会科公民教員免許 2級FP技能士 証券外務員一種 【サイト】 ブログ→http://miyano0928.hatenablog.com/ Twitter→https://twitter.com/Miyano0928"