産業能率大学の偏差値はどれくらい？大学の特徴や通信教育を紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

1979年に創立した産業能率大学は、経営やマネジメントについて学ぶことができる私立大学です。キャンパスは自由が丘・代官山・湘南に分かれていますが、通信教育課程の学生数が多いことでも知られており、仕事をしながら学ぶ学生が多いのも特徴の一つです。今回は産業能率大学の学部ごとの偏差値や特徴について、詳しく紹介します。

産業能率大学の学部の特徴と偏差値について

産業能率大学は、創立者である上野陽一氏が設立した日本産業能率研究所を起源とし、 1979年に日本初の経営情報学部を設置した大学として開校しました。経営学やマネジメントについて学びながら課題発見能力を養い、社会で役立つ知識や能力を習得することができます。2学部3学科で構成されていますが、受験の目安となる偏差値は学部によって異なるようです。それでは、各学部の特徴と偏差値について見ていきましょう。

経営学部

経営学部には、経営学科とマーケティング学科の2学科があります。経営学部では、年々進化を遂げているビジネス社会に対応するべく実行力や問題解決力を習得することができます。経営学部で学んだ知識は社会ですぐに役立てることができるため、就職にも有利になることでしょう。それでは、経営学部の経営学科とマーケティング学科について、それぞれ詳しく紹介します。

経営学科

経営学部の経営学科は偏差値が52.5～57.5となっており、2年次からは「グローバルコミュニケーションコース」「ビジネスリーダーコース」「ホスピタリティコース」「ビジネス経営コース」の4つのコースに分かれて専門分野を学ぶことができます。1年次では基礎科目をしっかりと学び、段階的に経営の専門分野を学んでいくため、最初は「そもそも経営学ってどんなことを学ぶの？」と思っていた方でも、自分の興味のある分野を知った上で学習することができます。

3年次からは、理論と実践を組み合わせて学ぶ「ユニット科目」を学び、具体的な課題解決に向けて、実践力を高めていきます。プロジェクト授業として、大学と連携している企業の課題に取り組む機会もあるため、社会が実際に抱えているテーマや課題に対する適応力を養うことができるのも、経営学科の特徴の一つです。

マーケティング学科

「人」「組織」「グローバル」の3つの視点と 4つのフィールドからマーケティングを学ぶことができるマーケティング学科は、将来目指している職業に合わせて履修科目を選択し、専門性を高めることができます。マーケティングについての知識だけでなく、実践力や論理的思考を養うことで、企業の即戦力となる力を習得します。

経営学科と同様に連携企業のプロジェクト授業があるほか、大学がスポンサー契約をしているスポーツチームのマーケティングリサーチをしたり、SNSなどのデジタルマーケティング、自己演出をもとにしたセルフマーケティングなど、幅広いマーケティング戦略について学ぶことができます。マーケティング学科の偏差値目安は50～52.5で、標準レベルとなっています。

経営学部の偏差値・難易度

参考

学部・学科｜産業能率大学

マーケティング学科｜産業能率大学

私立大　２０２０年度入試難易予想一覧表,p13｜河合塾

産業能率大学経営学部/偏差値・セ試得点率｜大学受験パスナビ：旺文社

情報マネジメント学部・現代マネジメント学科

会社が利益を生み出し、継続的に事業を進めるためには、戦略の立て方や仕事の進め方、働き方など、マネジメント力が必要になります。組織活動を管理するために欠かせないマネジメントの知識をさまざまな角度から検証することができるのが、情報マネジメント学部・現代マネジメント学科です。

2年次からは「マーケティング企画コース」「スポーツマネジメントコース」「ビジネスマネジメントコース」「コンテンツビジネスコース」の4つのコースから選択し、それぞれの分野におけるマネジメントについて学びます。授業ではスポーツ、広告、フード、ビューティー、エンターテインメントなど、さまざまなジャンルに取り組み、第一線のプロと同じ現場で学ぶことで、より実践的なマネジメント力を修得することができます。現代マネジメント学科の偏差値は目安として45～52.5となっています。

情報マネジメント学部の偏差値・難易度

参考

現代マネジメント学科｜産業能率大学

私立大　２０２０年度入試難易予想一覧表,p13｜河合塾

産業能率大学情報マネジメント学部/偏差値・セ試得点率｜大学受験パスナビ：旺文社