
レポートの書き方
レポートを書くためには、いくつかの注意点があります。表現方法はもちろん、レポートを書く前の準備やレポートの構成、まとめ方など、以下の点を意識して書くようにしましょう。
客観的な「~である」調で書く
中学生や高校生の場合は、文体についてはそこまで意識する必要がないかもしれませんが、レポートの文体、つまり「文章の書き方」は、基本的には「~である」のように表現します。
レポートは、客観的かつ論理的に書く必要があります。「私は~」などの主観的な表現も、必要がなければ避けた方がいいでしょう。あくまで客観的な文体を心掛けるようにし、「~であろう」「我々は~」など、レポートを書く本人だけでなく、読み手の同意を得られるような形で書き進めていきます。
「~である」調での書き方に不慣れだという場合は、新聞記事を参考にするのもおすすめです。まずは新聞を読み、文体に慣れることから始めてみましょう。
書く前にリサーチをする
レポートのテーマが決まっている場合は、テーマに関連するキーワードをもとに、何を取り上げてレポートにするのかを考える必要があります。テーマに関連しそうなキーワードをできるだけ多く挙げ、それぞれのキーワードの類似性や関連性について考察します。少しでも分からない言葉があれば、インターネットや参考書などで調べるようにし、リサーチをしながら自分がテーマに対して感じることなどもメモするようにしましょう。
テーマと構成を決める
あらかじめテーマが提示される場合もありますが、レポートのテーマは範囲を狭めて書くことでより深く掘り下げることができます。例えば、「生物の進化について」というテーマの場合は、生物を具体的に決めることでより詳しく書くことができるでしょう。最初にテーマや主題をもとにレポートのタイトルを決めることで、内容がより書きやすくなります。
テーマが決まった後はレポート全体の構成を考え、「序文」「本論」「結論」「まとめ」のように大まかな流れを決めるのがいいでしょう。レポートは報告書ですので、論じるテーマについても決めるようにし、「問い」を設定することも一つのポイントです。テーマの中にどんな問題や課題が潜んでいるのか、リサーチしたキーワードをもとに考察し、問いに対する答えを導き出していきましょう。
自分の意見を盛り込む
レポートは情報をもとに執筆しますが、例えばテーマについて感じたことや反省点、実験結果をもとにした今後の課題など、自分の意見を盛り込むことも大切です。引用をしても良いですが、引用をもとにテーマに対する自分の考察を盛り込むことで自分の意見を主張すると、レポートに深みを持たせることができます。
本論では、情報をもとに「~だと予想される」「~だと考えられる」など、考察した自分の意見を盛り込み、自分の主張を読み手に明確に伝えるようにしましょう。
結論(まとめ)を書く
レポートでは、前述したとおり、「問い」に対する「答え」を書く必要があります。本論では結論を導き出すために調べた内容をもとに、具体的なデータや数字、それに対する考察をまとめていきますが、結論(まとめ)では、本論から導き出された答えを伝えます。情報によっては、執筆前に予想したものとは異なる結論が出ることもあるでしょう。レポート全体のまとめと結論を再確認する意味で、まとめ部分は重要な見出しとなります。
参考文献をまとめる
レポートでは、さまざまな書籍や論文、インターネットの情報などを参考にすることが多いです。そのため、レポートの最後には参考にした文献をまとめて、読み手に情報の所在を提示します。レポートで参考にする情報は、専門家や研究者による論文など、信用できる文献をもとに執筆する必要があります。
本の題名と出版社名、インターネットの場合はサイト名とURLを書き、提出先や読み手が参考文献を見つけるために必要な情報を示しましょう。
レポートは何度も書くことでスキルが身につく!
初めてのレポートというと、何をどう考えたらいいのか分からないという方も多いかもしれません。レポートは感想文とは違い、信頼できるデータをもとに執筆する報告書です。自分の考察や意見を盛り込み、問いかけに対する答えを導き出すことで、レポートを読む相手に新しい視点を与えることができます。レポートは、何度も書くことでスキルを身につけることができるでしょう。事前のリサーチをしっかりと行い、レポートに取り組んでみましょう。
参考
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