Warning: Undefined variable $beforeIndex in /home/sekaisha/cocoiro.me/public_html/wp-content/themes/cocoirocareer/functions.php on line 1003
学校の課題などで何かと使うことの多い「レポート用紙」ですが、レポート用紙といってもさまざまな種類があります。子供が学校の宿題などでレポート用紙が必要になったとき、親御さんとしてはどのレポート用紙を用意したらいいのか迷うこともあるかもしれません。今回は、レポート用紙の中でも、大学などでの使用頻度が高いB5サイズのレポート用紙のおすすめや、レポート用紙を選ぶポイントについてご紹介します。
もくじ
B5サイズのレポート用紙について
レポート用紙は、ノートのようですが、必要に応じてページごとに切り離すことができるものです。普通のノートの場合はすべてつながっていますが、レポート用紙は、課題によっては「10枚以上」など枚数が指定されることもあるため、必要枚数のみ使用する使い方が多いです。
レポート用紙は普通のノートと同様に、A4サイズの大きいサイズからB5サイズの小さいサイズの規格まで幅広く販売されています。特に、高校や大学の宿題・課題のレポート提出用として利用されることが多いレポート用紙ですが、選ぶ際にはサイズだけでなく、紙の素材や製本タイプなど、目的に応じた用紙を選ぶ必要があります。今回は、数あるサイズの中でも大学で信用頻度が高いといわれているB5サイズについて着目しながら、レポート用紙の選び方について詳しくご紹介します。
レポート用紙の選び方
レポート用紙を購入する際に注意したいのが、レポート用紙の選び方です。レポートにどんなことを書くかによって、レポート用紙の選び方も変わってきます。レポート用紙を購入する前には、以下の点を意識してみましょう。
一般的なサイズはB5~A3まで
最も一般的な紙のサイズというと、A4判とB5判があります。それぞれの正確な寸法は、JIS規格によって決められており、A4判やA3判など、Aと数で表される用紙はA1(594×841)を基準としてサイズが決まっています。例えばA1を半分にするとA2、A2を半分にするとA3、A3を半分にするとA4という関係になっています。
同様に、B 5判やB 4判など、Bと数で表されるグループはB1(728×1030)を基準としているため、B 1を半分にするとB 2、B 2を半分にするとB 3、B3を半分にするとB4となります。A1~A5、B1~B5のそれぞれのサイズは、以下となります。
A1 | 594×841 |
A2 | 420×594 |
A3 | 297×420 |
A4 | 210×297 |
A5 | 148×210 |
B1 | 728×1030 |
B2 | 515×728 |
B3 | 364×515 |
B4 | 257×364 |
B5 | 182×257 |
※単位は㎜となります。
(日本工業規格(JIS)|紙名手配より筆者作成)
提出先から特に指定がない場合は、用紙サイズはベーシックなA4サイズを選ぶのがおすすめです。A3など大きいサイズのレポート用紙は、スケッチ・図表・グラフなどを見やすくまとめたいときにぴったりで、クラス発表会などのときにもおすすめのサイズといえるでしょう。
一方、B5サイズは大学ノートと同じ大きさで、A4サイズよりも小さめで鞄に入れやすいという特長があります。メモを取るときにもおすすめのサイズといえるでしょう。
紙の素材で選ぶ
レポート用紙を購入する際に注意したいのが、紙の素材です。各メーカーから販売されているレポート用紙は紙質が異なっている場合があるため、サイズだけでなく、書きやすい素材かどうかもあらかじめ理解する必要があります。
一般的によく使われているレポート用紙の紙質は、基本的には「紙素材」です。紙素材は複数冊のレポート用紙でセット販売されていることなどが多く、ほかの紙質で作られているレポート用紙よりも安く買えるという特長があります。「とにかくたくさん書きたい」「できるだけ安いものがいい」という方は、コストパフォーマンスの良い紙素材を選ぶのがいいでしょう。
しかし、紙素材が少し書きづらいと感じる方は、「中質紙素材」「上質紙素材」のレポート用紙を試してみるのもおすすめです。特長について、それぞれ詳しくご紹介します。
中質紙素材
「中質紙素材」とは、紙素材よりも品質が良く、白色度が高く、透明度が高いという特長がありあります。中質紙素材は雑誌のカラーページなどで使われてることが多く、紙に文字を書いても抵抗感が比較的少ないことから、一般的な紙素材よりも書きやすい用紙を探している方におすすめです。
デメリットとしては、中質紙素材は紙素材よりも値段設定が高いことと、紙面の毛羽立ちが発生してしまうことなどがあります。中質紙素材のレポート用紙の中には毛羽立ちを防止する成分が含まれているものも販売されていますが、デメリットを知った上で購入を検討するのがいいでしょう。
上質紙素材
書籍や資料などに多く使用されており、コピー用紙などでも使用されるケースが多いのが「上質紙素材」です。化学パルプが100%使われていると「上質紙」と呼ばれ、古紙を使わず、表面上のコーティングがされていないため筆記に向いているという特長があります。コピー用紙などでもよく使用されていますが、インクがにじみやすく、表面上が少しざらざらしているというデメリットもあります。
ノートやレターセットなど、筆記用品の材料にもなる素材のため、文房具店などで見かけることも多いかもしれません。シャーペンやボールペンのペン先が引っかかりにくく、滑らかで書き心地が良いため、書くことに集中したい方におすすめの素材です。
普通の紙素材や中質紙素材と比べると、上質紙素材は値段設定も高めになっています。しかし、気になる方は一度試し書きをしてみてもいいでしょう。
綴じ方の種類で選ぶ
レポート用紙は、使用用途によって主に2種類のタイプに分かれます。1つ目が「リング綴じタイプ」のレポート用紙で、ページを折り返しながらの書き込みがしやすく、前ページからの続きを書く際にも確認がしやすいという特長があります。
切り離す際にはリング状の螺旋がカットの役割を果たしてくれますが、同じタイプのレポート用紙を複数持ち運ぶ場合は、同じ方向に重ねることでリング同士が破損してしまう可能性があるため注意が必要です。
もう1つのタイプが「ノート綴じタイプ」です。「ノート綴じタイプ」は大学生などが多く使っている一般的なタイプで、ノートの端が張り付いているのが特徴です。ノート綴じタイプのレポート用紙は、リング綴じタイプのレポート用紙と比較するとかさばりにくく、複数冊重ねて持ち歩く際にも安心です。比較的安価なものが多く、見開き使用で書き込みやすいのがメリットといえるでしょう。
しかし、リング綴じタイプのレポート用紙のように立ったまま書き込むことが難しく、ノートを切り離す際にはうまく切り離せずに破れてしまうこともあるため、注意が必要です。予算をおさえてレポート用紙を購入したい方は、使い方に注意しながら使用するのがいいでしょう。