Warning: Undefined variable $beforeIndex in /home/sekaisha/cocoiro.me/public_html/wp-content/themes/cocoirocareer/functions.php on line 1003
法学部というと、弁護士や裁判官など、法曹関係の職を目指している方が進学する学部というイメージがありますが、法学部を卒業した後の進路には、どのような選択肢があるのでしょうか。法学部ではどんなことを学ぶのか、就職率や就職に強い大学など、気になっている方もいることでしょう。今回は、法学部卒業後の就職事情について紹介します。
もくじ
法学部では何を学ぶの?
法学部は、主に「法学」と「政治学」の2つを中心に学びます。法と政治が密接に関係していることは、ニュースなどの情報から理解している方も多いのではないでしょうか。政治が法を定めて実現する一方で法が政治を導いているため、法と政治は支え合う関係となっています。法学は法的な考え方を中心とした「リーガルマインド」を身につけ、法が社会の中でどのように解釈されているのかを研究する学問です。
一方、政治学とは、日本社会や国際社会で起こっている現象についての分析を行い、政治制度の分析や政治思想論の探求、さらには国際政治についても深く掘り下げていく学問です。国際政治の中で日本がどのような立場にあり、より良い社会にするためには何が必要か考えていくのが主な研究目的といわれています。法学部では、法と政治について学ぶことで、私達の生活に関係した事象をさまざまな角度から分析していきます。
法学部の就職事情は?
例えば、東京大学が公表している法学部の進学状況によると、2016年度は386名に対し、就職内定者や大学院へ進学した生徒が321名となっており、8割以上が進学または就職しているという結果になっています。また、早稲田大学の法学部は、司法試験や国家公務員試験においてトップレベルの合格者数を誇り、日本の法律家の7分の1が早稲田大学法学部出身といわれているほどの実績を残しています。
早稲田大学の法学部の就職率については、約75%の学生が民間企業や官公庁への就職を選択し、卒業生の約20%が官公庁に就職しているほか、金融、教育、マスコミ、商社、各種製造業など多様な分野で活躍しているといいます。
参考
進路状況|法学部|入学案内|東京大学法学部・大学院法学政治学研究科
就職に強い大学は?
法学部は比較的就職率が高いといわれていますが、そのなかでも前述した東京大学や早稲田大学は、特に就職に強いといわれています。ほかにも、上智大学の法学部も大手企業へ安定した
就職実績があり、大阪大学は就職者が7割、京都大学は6割、慶應義塾大学は7~8割以上が就職しています。大学卒業後すぐに就職しない学生もいますが、この場合の多くは大学院への進学を選択しています。