外国語学部のある人気大学【私立大学】
外国語学部のある人気私立大学を4校紹介します。私立は国公立以上に大学ごとの個性が強いので、自分に合った校風の大学を選んでください。
上智大学
国内初のカトリック大学で、国際色豊かな環境とアカデミックな学風が特徴の「上智大学」は、異文化理解・国際感覚の習得・語学力の上達を目的とした教育に力を入れ、少人数教育を実施しています。外国語学部は、英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語の6つの学科と、3つの専攻コース、さらに研究コースが設置され、言語学に関する幅広い知識を学ぶことができます。外国語学部の偏差値は62.5～67.5と比較的高い数値となっています。
国連事務総長のシンポジウムなど、国際的なイベント実績が豊富で、海外留学生も多数在籍しています。
参考
私立大 ２０２０年度入試難易予想一覧表,p14｜河合塾
南山大学
愛知県にある「南山大学」は、キリスト教に基づいた教育が特徴で、「人間の尊厳のために」というモットーを掲げています。偏差値は専攻によって異なりますが、52.5～62.5となっています。8学部17学科の中部地区有数の総合大学で、外国語学部では「外国語研究」と「地域研究」を軸とした教育を行っています。学科は英米学科、スペイン・ラテンアメリカ学科、フランス学科・ドイツ学科・アジア学科の計5学科で、さらに8つの専攻があります。
インターネットを利用した海外の大学との遠隔共同授業や、テレビ会議、外国語によるプレゼンテーションなど「マルチカルチュラル学習環境」が特徴の一つで、海外でのフィールドワークなど、実践的に外国語を学ぶことができます。
参考
私立大 ２０２０年度入試難易予想一覧表,p12｜河合塾
関西大学
高い就職実績を誇るのが、大阪の「関西大学」です。4つのキャンパスに13学部がある総合大学で、外国語学部は「外国語学科」で言語習得を目指すことができます。3・4年次では専攻言語について、5つのプログラムを通して学ぶ独自のカリキュラムを導入しており、外国語のプロフェッショナルを目指します。偏差値の目安は60～70と、比較的高いレベルとなっています。
「言語コミュニケーション教育プログラム」「通訳翻訳プログラム」「異文化コミュニケーションプログラム」「地域言語文化プログラム」「言語分析プログラム」など、外国語についてさまざまな視点から、実践的かつ系統的に学ぶことができます。
参考
私立大 ２０２０年度入試難易予想一覧表,p12｜河合塾
神奈川大学
神奈川県横浜市・湘南平塚の2つのキャンパスに7学部を擁する総合大学が「神奈川大学」です。気になる偏差値目安は45～52.5と、ほかの大学よりも比較的難易度は低くなっています。「成長支援第一主義」を掲げており、奨学金制度などで学生をサポートする体制が整っています。外国語学部には英語英文学科・スペイン語学科・中国語学科・国際文化交流学科の4つの学科があり、留学制度などの実践的な学修機会も設けています。
2020年4月からは新しくみなとみらいキャンパスが創設され、新たなスタートを切ります。国際社会で活躍できる人材を育成することを目標に、キャリアデザインプログラムや複数の言語を学ぶ環境作りを導入するなど、国際人としてステップアップするための新カリキュラムも登場する予定となっています。
参考
私立大 ２０２０年度入試難易予想一覧表,p41,p42｜河合塾
外国語学部の卒業後の進路は？
外国語学部のある人気大学について紹介してきましたが、卒業後はどのような進路があるのでしょうか。外国語学部を卒業後、海外の大学へ留学する生徒もいますが、習得した語学力を生かして商社や航空会社、サービス業、外資系の企業に就職するなど、就職先や進路は多種多様だといいます。通訳や翻訳家を目指す場合は大学院に進学したり、なかには英語教員や国際公務員を目指す生徒もいるようです。学んだことをどう生かしていくかは、個人の選択によって異なるといえるでしょう。
国際社会で活躍する人材を育成する外国語学部
英語教育に注目が集まる中、あらためて外国語学部への期待が高まっています。今回紹介した有名大学の外国語学部の偏差値は大学によって異なりますが、英語はまだ苦手という方でも、外国語学部に進学することでしっかりとスキルを習得することができるでしょう。今回紹介した内容をもとに、外国語学部への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
参考
入試難易予想ランキング表｜Kei-Net
外国語学部偏差値ランキング一覧 2019年受験生向け最新版｜偏差値テラス
早分かり 外国語学部 大学偏差値 ランキング 2019｜大学偏差値情報
外国語学 │ 学問・大学情報 ｜ Benesse マナビジョン
