商学部の偏差値ランキング【関西編】
それでは次に、関西地方にある商学部が設置されている人気大学と偏差値について紹介します。
同志社大学(偏差値65)
偏差値は65と関西にある商学部の中でトップを誇るのが、京都の同志社大学の商学部です。商学部商学科では現代の産業社会における経済活動についての知識だけでなく、実践的能力や判断能力を身につけ、国内外で活躍できる人材を育成しています。卒業生は各企業で高い評価を得ているといい、2015年4月採用の商学部内定率は97.2%となっています。メーカー・流通・金融業界・教育・マスコミ・サービス業界など、幅広い業種で知識を生かすことができ、企業の第一線で活躍することが可能です。
基礎科目は「経済学」「商業学」「国際経済学」「経営学」「会計学」の5つとなりますが、展開科目が多いことが特徴として挙げられるため、例えば商業学では流通・証券・マーケティング論から観光論・消費者行動論・物流論・マーケティングリサーチ論など専門性の高い分野を学ぶことができます。
参考
2020年度入試難易予想ランキング表(私立大),p1|河合塾
関西大学(偏差値60)
関西大学商学部は「品格ある柔軟なビジネスリーダーの育成」を教育理念としており、偏差値は60と標準よりも少し高いレベルとなっています。「英語」と「会計」の知識とスキルを着実に身につけるためのカリキュラムが組まれているほか、商学の基礎から専門分野まで、ビジネスリーダーになるために必要な能力を養うことができます。
2017年の就職率は9割以上と高い水準を誇っており、大手メーカー・金融機関・公務員など、卒業生たちは幅広いジャンルで活躍しています。
参考
2020年度入試難易予想ランキング表(私立大),p1|河合塾
商学部の卒業後の進路は?
大学の商学部で学んだ後は、前述した通り、さまざまな業界への就職が可能です。商学部ではビジネスの仕組みについて学ぶことができるため、経営者はもちろん、サービスや商品を届ける営業職や販売、会計学の知識を生かす経理や財務担当者などへの道もあるでしょう。
大学によっては、会計の専門家である「公認会計士」や、税務に関する専門家である「税理士」の資格取得をサポートしているケースもあり、在学中にスキルアップのための資格を取得することも可能です。教員には税理士や会計士など、実際に現場で働いている経験者が採用されていることもあるため、「この先生のもとで学びたい!」という動機で入学を決めるのも一つの方法です。
商学部は社会で役立つ知識を学ぶことができる
商業に関する知識は、さまざまな場面で生かすことができます。大学によっては偏差値のレベルが65~70と、難易度が高い場合もあるため、希望する大学によっては受験対策をしっかりと行う必要があるでしょう。安定した就職率を誇るといわれている大学の商学部で学んでみてはいかがでしょうか。
参考
[滋賀県・大阪府・兵庫県…]の商学を学べる大学・短期大学(短大)一覧(43校)|スタディサプリ 進路
【商学部とは】学べることや大学の偏差値ランキング、就職情報を紹介! |Studyplus(スタディプラス)