英検準2級リスニングの3つのコツ
ここでは、リスニングの試験問題を解くための3つのコツをご紹介します。リスニング問題の特徴から、対策を立てる参考にされてください。
ライティングの余った時間で選択肢の先読み!
英検準2級のライティングの時間は75分あります。英作文も含めてですが、時間内に終わらせることは可能です。その余った時間でリスニング問題の選択肢を先に読み、どんなことを聞かれるか予想しておきましょう。
準2級のリスニングは一度しか音源が流れません。2回流れるようであれば、1回目で全体の内容を理解して2回目で答えを決める余裕がありました。しかし、準2級のリスニングにはその余裕がないので、選択肢を先読みして聞かれることを予想することが大切です。
大問1は、選択肢も音源から流れるので先読みはできません。大問2と3を先読みするようにしましょう。
聞き取れなくても引きずらない!
リスニングでは、すべての単語が聞き取れていなくても問題に答えることができます。分からない単語が出てきて聞き取れなくても、頭を切り替えて引きずらないようにしましょう。
リスニング問題は一度しか流れません。すぐに分からないことを引きずっても、次の問題を聞き逃してしまう可能性が高くなるだけです。聞き取れなかったときは一瞬で切り捨てる決断も大切です。
単語を追わずにイメージを持つ!
語彙力に自信のない方が陥りがちですが、聞き取れない単語があると内容を正しく把握できないと思ってしまいます。しかし、会話は全体のイメージを持つことができれば内容を理解することができます。
特に、When、What、Where、Who、Which、How、How manyなどの疑問詞には注意を払いましょう。また、英語は強調したい言葉をきちんと発音するため、問題で聞かれるような大切な部分は自然と耳に入ってくるものです。聞き取れない単語に縛られるのはやめましょう。
英検準2級リスニングの過去問とおすすめ参考書
最後は、英検準2級のリスニング力をアップさせる公式サイトの過去問と、おすすめ参考書を2冊ご紹介します。
1年分の過去問がある英検の公式サイト
最初に問題のレベルを知るために活用してほしいのが、英検の公式サイトにある過去1年分(3回分)の過去問題です。リスニングの音源と原稿もあります。
ただ、解答に解説は付いていませんので、ほかの参考書と併用して活用することをおすすめします。
参考
英検準2級 過去6回全問題集
過去6回分の試験問題が収録されている問題集で、訳や解説が別冊になって付いています。また、書籍を購入すれば無料アプリ「英語の友」がダウンロード可能です。
リスニングとは直接関係はありませんが、二次試験(スピーキング)対策用に問題カードや解答模範例、解説が記載されています。さらに、面接シュミレーション動画もついているので、リスニングだけでなく、スピーキングにも活用できる1冊です。
でる順パス単
こちらも旺文社から出版されている参考書で、出題される単語を「出る順番」に掲載している1冊です。収録語数は約1,500熟語と会話表現です。無料の音声アプリ「英語の友」もダウンロード可能。「語彙を増やしたい」「効率的に学習したい」という方におすすめです。
まとめ
英検準2級のリスニングは、日常会話が使えるレベルが求められます。裏を返せば、英検準2級に合格することができれば、世界中の英語話者と日常的な会話をすることができるということです。合格の先にモチベーションが上がるような目標を持って、日々の英語学習を楽しんでください。
参考
英検準2級リスニング対策|3つのコツを押さえれば合格点がとれる!|ESL club
英検準2級リスニング勉強法|確実に合格点をとるための効果的な学習法とは?|ESL club
【英検準2級リスニング】合格点を取るための対策&コツを徹底解説|Langoo ENGLISH BLOG
英検準2級に合格するための勉強方法!合格のためのオススメの教材とは|School post