大学で実践的なことを学べるの?
大学で「教育」について学ぶ3人。実際に教えるという実践を学ぶ機会はどれだけあるのでしょうか?
教育の現場に行く「実習」
教員免許を取るのに必須なのが、学校現場に行く「教育実習」です。
みっちゃん「おふたりは、教育実習など、学校や幼稚園・保育園の現場に行く機会は多いですか?」
しんば「幼稚園の実習はもう1回、2回行ってて。また6月に3回目。」
みっちゃん「そんなわけていくんだ。」
しんば「そうなんです。…そうなんですよ!!12日間。ただ、学校によると思います。専門学校とかだとまとめていくかと。実際に現場に行く機会は多いですね。」
みっちゃん「椎茸さんは現場に行く機会は多いですか?」
椎茸「教育実習はまだなんですけど。ゼミでたまーに。先生が評議員やっている小学校に連れて行ってもらったり、英語の授業でアシスタントしたりして学校に行ってます。」
しんば「通信って、実習とかってどうするんですか?」
みっちゃん「実習は、免許を取るのに必要なので行きます!実習前指導みたいな授業も取り終えました。ただ、その授業で15分くらい模擬授業(授業の練習)させられたんですけど、それくらいしか模擬授業の経験なくて。」
しんば「ええ。」
みっちゃん「なので、教材研究の仕方とかもあまりわからないので、超不安!」
しんば「そういえば、教材研究で絵本とかめっちゃやりましたね(笑) 幼稚園・保育園なので。」
大学の勉強で意外だったこと
大学に入ってみて、予想していたものとは違ったこともあったようです。
みっちゃん「入学前と思ってたのより「これ勉強できないな」とかありました?」
しんば「保育は子供の健康とか命が一番大事なんですけど、そういう授業も、他の授業の時みたいに終わっちゃって、意外とこういう内容もさらっとしかやらないんだなとは思いましたよね。急変した時どうするかとか、もの詰まらせた時どうするかとか、そういうのをもっともっと沢山するかなって思ったんですけど、そういうことも他の授業と同じ単位ですし、さらっとするんで。」
みっちゃん「確かに。実際どうしようってなりますね。」
しんば「不安が残りますよね。あと、オムツの替え方とかやらないんですよ(笑) いや、やるんですけど、やるって言っても人形相手なんで(笑)、そういう練習も少ない。」
みっちゃん「でも実習で幼稚園とかに行ったら絶対やるのに!」
しんば「そうなんですよ!やるんですけど、いきなりかえさせられて、「まじか!」みたいな(笑) 実習行くときにめっちゃ困りました。実習行く前に、オムツはこう変えるんだよね・・・みたいなことを友達とずっと連絡してました。」
みっちゃん「でも、そういうオムツ替えとか、みんなに必要な知識ですよね。私は、ただ学校からテキストが来るんですよ。英語科の免許なので「英語教育史200年」みたいなのが……。そしてそれに対してレポートを書いて、の繰り返しって感じで、これだけじゃ不安ですね。書くことが好きなので、レポート尽くしの通信も大丈夫かなって思ってたんですが、嫌いになりそう(笑)」
椎茸「でも、インターンもやって、いつ勉強してるんですか?本当、すごいですね。」
みっちゃん「いやいや、そんなことないです。計画性がないので、レポートはいつも締め切りギリギリにまとめて書いてます(笑) やっぱり、手書きでテキストだけでレポートを書くのは大変。毎回手が痛いです…。」
終わりに
通信制大学と普通の大学では、同じ「中高英語科」の教員免許を取る勉強だったとしても、内容が違うようです。実践の場も、自分たちで積極的に探すことで、力が身につくのかもしれません。
次回は、大学生活や大学の雰囲気について探っていきます!