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こんにちは!フィグです。
私の通う慶應義塾大学SFCにはファブスペースという場所があります。ファブとは、ファブリケーション(製造)の略です。ここではデジタル技術を使ったものづくりを体験することができます。
ファブスペースには、3Dプリンタなど様々な機械が置いてあり、自分で物を製造できます。今回は、そのファブスペースについて紹介します。
もくじ
メディアセンターのファブスペース
私の通うキャンパスでは、キャンパス内にある図書館のことをメディアセンターと呼んでいます。
メディアセンターの中には、本を借りるスペースや自習するスペースの他に、ファブスペース、グループワーク室、視聴覚室、音響スタジオ、撮影スタジオなどがあります。学生は空きコマという時間割の中で授業がない時間にここで勉強したり、課題をしたりしています。
参考
そんなメディアセンターにあるファブスペースには様々な機械があります。例えば以下の3つです。
3Dプリンタ
3Dプリンタでは、立体的なものづくりをすることができます。普通のプリンタのインクにあたるフィラメントという樹脂などを溶かしながら積み重ねていく方法で立体を作り上げます。機材やフィラメントの素材によって、精密な物を出力したり、完成品の硬さを変えたりすることができます。出力するもののサイズにもよりますが、1つの手のひらサイズの物を作るのに3時間ほどかかるので授業前に出力を始め、帰りに取りに来るというのが一般的です。
UVプリンター
UVプリンターは紫外線を当てることで固まる特殊なインクを使用したプリンターです。
大学側が素材として1日1枚まで学生に配布しているアクリル板や木の板に写真などを印刷することができます。アクリル板には様々な色があり、無色透明のものから、黄、緑など色のついたものがあります。透明のアクリル板に写真を印刷すると透き通るような綺麗な写真が印刷できます。UVプリンターで15cm四方の写真を印刷するにはおよそ5-6分くらいかかります。紙やアクリル板や木の板の他にも、CDケースなどに使われるポリスチレンやペットボトルに使われるポリエチレンテレフタラートなどにも印刷することができます。
レーザーカッター
レーザーカッターを使えば、大学側が素材として1日1枚まで学生に配布しているアクリル板や木の板を、好きなサイズにカットすることや、深さを調節して文字や写真を掘ることができます。15cm四方の素材を彫刻・カットするのにおよそ5分ほどかかります。一番早く出来上がるので私は見ていて一番楽しく感じます。