ホームステイ先を選ぶ際の注意点
審査基準は厳しめに
エージェントによって、ホームステイ先の審査基準もまちまちです。具体的な基準としては以下のようなものがあります。
- 家族構成
- 世帯収入
- 経歴・教養
- 住宅の設備環境
- 近隣環境
ホストファミリーのなかには、あくまで「ビジネス」として家の一室を貸し出している家庭もあり、実際にホストファミリーのいわゆる「当たりはずれ」はあります。このように、ホストファミリーによってさまざまな事情があるため、事前の審査やチェックをしっかりと行っているエージェント・学校から紹介を受けるようにしましょう。
留学をしてからホームステイ先を決定する場合は、必ず訪問しよう
ホストファミリーを留学先で探し、決定する場合には、一度訪問することをおすすめします。実際に訪問することで、ホストファミリーの人柄や住居環境、周りの環境を自分の目で確認することができます。見学に行く際には、紹介元の承諾を得てから行くようにしましょう。これはホームステイ先を変更するときも同様です。
最初から長期契約を結ばない
ホームステイをする際は、初めから長期契約をしないようにしましょう。なぜなら、ホストファミリーとの相性次第ではホームステイを続けることが苦しくなってしまうことがありますが、それが最初には見極められない場合があるからです。
家庭によってはハウスルールが厳しかったり、まともな食事が出てこなかったりなど、実際に暮らしてみて合わないと感じることもあるでしょう。初めから半年などの長期で申し込んでしまうと、契約や手続き上、ホストファミリーを変更することが難しくなってしまいます。本人はもちろん、ホストファミリーにとっても、相性の合わない中で共に生活していくのは困難です。
相性を見極めるには、1ヶ月や2ヶ月で十分です。お互いのリスクをなくすためにも、はじめは短期間で契約を結ぶようにしましょう。