IT社長になるにはどうすればいい?IT社長の年収や適性も紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

IT社長の仕事に必要なスキル

IT社長として仕事をするには、やはり経営者としてのスキルを身につけることが必須です。この章では、IT社長の仕事をする上で必要なスキルについてピックアップしていきましょう。

マーケティングの知識を蓄えておく

プログラミング・人事労務・バックオフィスといった仕事は、自分以外の人に託すこともできます。その一方、会社の経営方針など方向性を定めていくことは、やはり社長の仕事。会社の売り上げアップと発展のためには、社長がマーケティングの知識を深めることは必須といえるでしょう。

数字に強くなる

数字は、会社の経営を考える上でとても大切なことです。数字が苦手だと会社の経営基盤も揺らぎ、周りに不安を与えかねません。最適な判断を下す意味でも、数字には強くなっておきましょう。

相手のことを「共感」する力

社長は、社員や取引先との良い関係性を保つためにも、相手の思いや考えに対し、共感することが大切です。

IT社長の仕事になるために必要な学歴

IT社長になるためには、学歴は不問です。

とはいえ、基礎学力と一般常識を身につけておかないと、いざというときに困るかもしれません。また学歴に関係なく、何かを学ぼうとする意欲は持続しておくと良いでしょう。

IT社長で著名な方

IT社長として著名な方といえば、次の方たちです。

  • ソフトバンクグループ株式会社:孫正義氏
  • 楽天株式会社:三木谷浩史氏
  • 株式会社サイバーエージェント:藤田晋氏
  • SHOWROOM株式会社:前田裕二氏

球団を創設、買収したり、無料インターネットテレビ局を開設したりするなど、時代の流れを読み取りながらホットな事業を広げていることが大きな特徴です。

参考
社員が支持するIT社長ランキング!2位の孫正義氏を抑えた1位は? | 社員クチコミからわかる「企業ランキング」|ダイヤモンド・オンライン

IT社長の年収・平均給与について

テレビでIT社長の豪華な生活がクローズアップされていると、「どのくらいの収入なのか?」と気になる人もいるかもしれません。この章では、IT社長の収入に関連した情報をピックアップしていきましょう。

年収・平均給与

IT企業といっても数名で編成されている小さな会社から、大所帯の上場企業までとさまざまです。当然のことながら、規模や事業によって年収等も違いがあり、桁違いの年収を得ているIT社長の情報もあります。

この章では、IT企業を含んだ一般企業の規模別の社長の年収について紹介していきます。なお、参考にしているデータは、人事院がまとめた「平成30年度 第3表 平成29年民間における企業規模別、役名別平均年間報酬額」から引用しています。

3,000人以上の社員数の企業

従業員が3,000人以上いる企業における社長の年収は、賞与を含めると平均約7,301万円です。なお、会長になると平均で約9,300万円にも達するようです。

参考
民間企業における役員報酬(給与)調査|平成30年度 第3表 平成29年民間における企業規模別、役名別平均年間報酬額|人事院 (※クリックして資料をダウンロード)

1,000人から3,000人未満の社員数の企業

従業員が1,000人から3,000人未満の中規模の企業の社長の年収は、賞与込みで約4,798万円となっています。

参考
民間企業における役員報酬(給与)調査|平成30年度 第3表 平成29年民間における企業規模別、役名別平均年間報酬額|人事院 (※クリックして資料をダウンロード)

500人から1,000人未満の社員数の企業

従業員が500人から1,000人未満の企業の社長の年収は、賞与を含めて平均約4,126万円となっています。

参考
民間企業における役員報酬(給与)調査|平成30年度 第3表 平成29年民間における企業規模別、役名別平均年間報酬額|人事院 (※クリックして資料をダウンロード)

昇給・昇進・キャリアアップするための方法

IT社長としてキャリアアップし、活躍の幅を広げるなら、今の時代のニーズを的確に捉えて事業化することが手段として挙げられます。日常的に消費者の動向をチェックすることが必須です。

ほかにも異業種とのコラボレーションすれば、会社の業績アップにもつながるかもしれません。

IT社長の将来性

何かと華やかなイメージが先行しているIT企業の社長ですが、この先の社会情勢の動きによって、事業がどのような展開を遂げていくか注目している人もいるでしょう。

今、急速な発展を遂げているIoT・AI・ビッグデータが、私たちの生活により身近なものとなっているので、IT企業はこれからも進化し続けていきます。それぞれの組織が持っている強みを活かし、複数の企業で一つのビッグプロジェクトを立ち上げることで、IT社長の将来は、あらゆる方面でプラスに展開する可能性があるでしょう。

まとめ

いわゆるIT社長になるために必要な学歴はありませんが、マーケティングの知識が豊富で、かつ数字に強い必要はあるでしょう。加えて、フットワークが軽く、強いメンタルの持ち主が、IT社長として適している人物像と言えるでしょう。

IT社長の魅力は、自分が手掛けたブランドや商品が世に認められること。自分が生きた「証」を残すこともできるかもしれません。 好奇心旺盛で、チャレンジし続けるIT社長。これからの事業展開にも注目しながら、IT社長を将来の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

参考
社員が支持するIT社長ランキング!2位の孫正義氏を抑えた1位は?|社員クチコミからわかる「企業ランキング」|ダイヤモンド・オンライン
吉本を出たIT社長、目指すは「日本のジョブズ」|IT・電機・半導体・部品|東洋経済オンライン|経済ニュースの新基準
グーグルも帰還“渋谷”でITは爆発するか 大手企業も続々と駅周辺に移転予定|PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
五反田バレー

[保存版・五反田バレーMAP]ベンチャー50社集結「社名Tシャツ」族に会いまくる街|BUSINESS INSIDER JAPAN
ものづくり支援サイト|五反田バレー魅力発信事業

この記事をかいた人

アバター画像

オダルミコ

都内在住のライター。子育て・教育・ライフスタイル・働き方を中心に心をこめて執筆をしています。ライティングを通して、知識が増え、視野が広がることに生きがいを感じています。プライベートではティーンエイジャーの娘と息子の母です。