高卒でも公務員になれる!国家・地方公務員の職種一覧と試験内容! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

人事院が行う高卒程度国家公務員試験

それでは、人事院が行う高卒程度国家公務員試験の試験内容と受験手続方法をご紹介します。人事院が行うのは、行政系の国家公務員の職種です。

試験内容

一般職試験は、一次試験と二次試験があります。一次試験では、「基礎能力試験」「適性試験」「作文試験」が行われます。事務区分以外では「基礎能力試験」「専門試験(技術・農業土木・林業)」が行われます。二次試験では「人物試験」が行われます。

ほかの職種でも「基礎能力試験」や「作文試験」が行われるところが多いです。皇宮護衛官や刑務官、入国警備官は、二次試験で「身体検査」「身体測定」「体力検査」が行われます。

受験手続き

受験手続きは、インターネット上で行います。まず、インターネット上で事前登録を行います。事前登録完了通知メールが届いたら、申し込みのためのデータを入力します。人事院から申し込み受付完了のメールが届いたら受験申し込みは完了です。また、受験票のダウンロード期間が決まっているので、期間内に済ませるようにしましょう。

参考
国家公務員採用試験インターネット申込み|人事院

裁判所が行う高卒程度国家公務員試験

裁判所が行うのは、裁判所職員一般職の試験です。人事院が行う試験と同様に、試験内容と受験手続きをご紹介します。

試験内容

裁判所職員一般職は、一次試験と二次試験があります。一次試験は、「基礎能力試験」「作文試験」の2つです。基礎能力試験は、知能分野と知識分野があります。二次試験では、「人物試験」が行われます。人柄や資質、能力などについて判断する個別面接になります。

受験手続き

受験手続きは、インターネット上で行います。郵送でも可能ですが、インターネットでの申し込みが推奨されています。人事院と同じく、事前登録を行って申し込みます。申し込み受付完了メールが届いたら手続き完了です。また、受験票のダウンロード期間が決まっていますので、期間内に済ませるようにしましょう。

参考
2019年度裁判所職員採用試験受験案内 一般職員(裁判所事務官、高卒者区分)|裁判所

衆議院事務局が行う高卒程度国家公務員試験

続いて、衆議院事務局が行う試験の試験内容と受験手続きをご紹介します。

試験内容

一般職の試験は、一次試験と二次試験に分かれています。一次試験では、「基礎能力試験」「作文試験」が行われます。二次試験では、「個別面接試験」が行われます。

専門職の試験は、二次試験に「身体検査」と「体力検査」が加わります。また、身長・視力・聴力などの身体基準が設けられており、その要件を満たさない者は不合格になることもあります。

受験手続き

受験の申し込みをするには、まず受験申込書を手に入れる必要があります。人事課まで取りに行くか郵送で請求するかの2つ方法があります。申込書に必要事項を記入し、直接持ち込むか郵送するかのどちらかで提出します。

参考
試験案内 一般職(高卒程度)・衛視|衆議院事務局採用情報