願書提出から試験結果発表までの流れ
高卒認定試験では、願書入手、願書提出(約3ヶ月前)、試験、結果発表(約1ヶ月後)の流れを取ります。
【2019年高卒認定試験に関する日程】
第1回 | 第2回 | |
受験案内開始 | 4月8日(日) | 7月19日(金) |
願書受付 | 4月26日(金)~5月15日(水) | 8月29日(木)~9月12日(木) |
試験日 | 8月6日(火)、7日(水) | 11月9日(土)、10日(日) |
結果発表 | 9月2日(月) | 12月5日(木) |
(高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)|文部科学省 より筆者作成)
願書提出
まず、願書を入手します。入手方法は3通りあります。
- 文部科学省や教育委員会に出向く
- 文部科学省のホームページにアクセスして請求
- 電話にて請求。テレメール自動音声応答電話:050-8601-0101
出願に必要な書類は下記の通りです。
- 受験願書・履歴書
- 受験料(収入印紙)
7科目以上受験 8,500円 4科目以上6科目以下受験 6,500円 3科目以下受験 4,500円
- 写真2枚(4㎝×3㎝)
- 住民票又は戸籍抄本(原本)
- 科目合格通知書(原本)
- 試験科目免除に必要な書類(単位習得証明書、技能審査の合格証明書)
- 氏名、本籍の変更の経緯がわかる公的書類(戸籍抄本等)
- 個人情報の提供にかかる同意書
- 10.特別措置申請書及び医師の診断・意見書
(出願書類一覧表|文部科学省より一部抜粋)
5以降の書類は、該当者のみが提出します。過去に高卒認定試験や大検ですでに合格している科目がある場合は、その科目の試験が免除となります。また、高校で一部科目の単位をすでに取得している場合も、試験が免除されます。その場合、単位を取得した高校からの証明書が必要です。証明書は必ず厳封で提出しなくてはならないため、手元に届いても開封することのないよう注意しましょう。
試験当日
試験会場への持ち物は以下の通りです。
受験票
試験会場の地図
受験科目一覧
鉛筆
消しゴム
時計
(引用元:高卒認定試験情報【高卒認定とは】|高卒認定受験(高認)はJ-Web School)
試験会場を探す時間がかかる、もしくは電車が遅れる可能性なども計算に入れ、時間に余裕を持って会場に向かいましょう。時間の余裕が、心に余裕をもたらします。また、時計の代わりに携帯電話などを使うことはできないので、普段時計を使わない人も忘れないようにしましょう。
忘れ物のないように心がけるのが一番ですが、万が一、受験票や筆記用具など大切なものを忘れてしまっても、決して受験をあきらめてはいけません。試験会場に設置されている試験実施本部に相談してみましょう。
結果発表
結果発表は郵便で届きます。電話などで確認することはできません。全科目に合格した人には「合格通知書」、一部の科目に合格した人には「科目合格通知書」が届きます。まれに願書提出の際に免除を受けたつもりの科目が、出願書類に不備があり、結果発表では免除科目として認められていないこともあるようです。試験結果発表後に「合格の申請」手続きを行うといいでしょう。文部科学省に問い合わることをおすすめします。