麻酔科医の年収・平均給与について
麻酔科医の年収は、平均約1500万円と他の診療科の医師と同じくらいです。
大学病院や関連病院の医局勤務の場合
年収800万~1200万円程度
民間病院に勤務の場合
年収1200万~2000万円程度
フリーランスの場合
日給8~12万円
日給8万円で週5日働く場合、年収2000万円弱という計算になります。
参考
【医師の年収事情】なぜ麻酔科医は高給与なのか? | DOCTOR’S COLUMN(ドクターズコラム)|【マイナビDOCTOR】
麻酔科医師の年収はどれぐらいか?転職後のデータをもとに全診療科と比較 | 医師転職研究所
昇給・昇進・キャリアアップするための方法
麻酔科認定医を取得した後でも、さらに上位の資格を取得してキャリアップすることができます。
麻酔科専門医
麻酔科認定医を取得して3年以上経過すると麻酔科専門医に挑戦できます。試験は筆記、口頭、実技があり、かなりの難易度ですが、麻酔のスペシャリストとして認められる資格です。
麻酔科指導医
麻酔科指導医は麻酔科認定医や専門医を指導する能力があると認められる資格です。専門医として5年以上の勤務に加えて学会出席や臨床実験、研修医の指導実績などが必要です。書類審査で5年ごとに更新されます。
参考
専門医認定、率先して厳しく – 日本麻酔科学会理事長・森田潔氏に聞く◆Vol.2|m3.com
麻酔科医の働きやすさ
激務ではありますが、麻酔科は仕事のオンオフがはっきりしているため、ワークライフバランスが整いやすいという特徴があります。また、夜勤や緊急呼び出しなしといった契約で働くことも可能でしょう。
麻酔科医の将来性
現在、麻酔科医は全国的に不足しています。高齢化社会が進むことで手術やペインクリニックの需要も増えることから、麻酔科医の将来性はあると言っていいでしょう。
まとめ
手術室で大きな役割を果たす麻酔科医。手術中は決して主役ではありませんが、なくてはならない存在です。子供が医師を目指すのであれば、選択肢のひとつとして、麻酔科医も考えてみてはいかがでしょうか。
参考
大阪大学大学院医学系研究科 麻酔・集中医学講座:麻酔科後期研修ガイド・4
麻酔科医の仕事内容、なるには、資格、給料、求人 | 医師など600種類の職業や仕事を紹介
医師の仕事・働き方・キャリアプラン|医師求人のe-doctor