バイトも3年目!大学生が考える「アパレル接客」の極意 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

気をつけていること


知ったかぶりをしないこと、相手を否定する言葉遣いをしないことの2点です。

バイトを始めたころは、店員は何でも知っていなくてはいけないもの、とばかり思い込んで、分からないことを聞かれたらはぐらかしたり中途半端な知識を伝えたりしてしまっていました。でも今は分からないことがあったら、確認しますねと言ってきちんと調べたり社員さんに聞いたりしてお客さんに納得・安心してもらえるような接客ができるようになりました。そのかわりに、分からないことを無くそうと自分なりに商品の特徴や歴史などを調べて勉強をするようになったのでだいぶ心に余裕ができました。

よく確認もせずこれは防水の機能がついているジャケットですと伝えたものが実は普通の素材でできていたり、フルマラソン挑戦の方にランニング初心者用のシューズをおススメしたり、思い出すだけで冷や汗が出てきます…。

言葉遣いも、お客さんが気持ちよく買い物をすることができるように気を付けています。例えばランニングシューズの事をテニスシューズと勘違いされる方もいるのですが、はっきりした口調で否定はせず、「確かにデザインがテニスシューズに見えますよね、でも実は…」などとクッションとなる一文を挟むようにしています。

こんな失敗もしました

  • レジでの商品の入れ忘れ
  • レジの入力ミスで時間を使い行列ができる
  • 散々待たせた挙句、サイズありますよといった商品の在庫がゼロ
  • シューズのフィッティングの時に年配のお客さんの足をひっかく
  • 会計の際に数百円の靴ひものことを「7000円です」
  • 積み重ねた在庫の箱を店頭でひっくり返す
  • 電話で折り返しますと言って連絡先を控え忘れる

ミスってなぜか同じ日に重なりますよね。でも落ち込まないでください。同じミスをしないようにだけ気を付けて、その場では引きづらないようにすればいいと思います。表情が曇っていたらお店のイメージを悪くするだけなので、元気よく学生バイトらしく振る舞ってみて下さい!!(笑)

おわりに

3年目に突入した私のアパレルバイトの極意(?)でした!ほとんど社員さんに教わったことの受け売りになってしまいましたが、ここに書いてあることは自分にとって凄く役にたったなぁと思えていることなので、始めたばかりの人・なかなかコツがつかめない人は参考にしてみてください。そしてどんなミスをしても言い訳をせず誠意をもって謝ればお客さんは許してくださいます…このバイトをして人の温かさも知ることができました( ;∀;)

また、自分の好きなブランドで働いてみて、私はもっとこのお店が好きになれました。もともとやろうと思っていたこととは全く違うバイトを選びましたが、毎回学びもあるしやりがいを感じています。バイト選びに迷っている人は、町を歩いて観察してどんな仕事が自分にしっくりきそうか探してみるといいかも…?

この記事をかいた人

椎茸

早稲田大学教育学部3年。 千葉県出身。子どもと英語が大好きで、早稲田大学教育学部英語英文学科に進学。来年度の教育実習にむけて密かに勉強中。趣味は中学から続けているテニスと旅行。