東京学芸大学の日常②〜マジメな雰囲気と進路の実情〜 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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みなさん、こんにちは!みっちゃんです。

東京学芸大学4年のえりこさんへのインタビュー、後半です。

東京学芸大学の日常①〜先生になりたい私の「学び」〜

国分寺にある教育学部のみの単科大学(総合大学と違ってひとつの学部からなる大学)であり、教育のメッカとも言われている東京学芸大学。

前回に引き続いて、今回は大学の雰囲気や進路選びについてです!

えりこ

東京学芸大学4年 教育学部A類国際教育専修

兵庫県出身。小学校の教員を目指しつつ、より良い国際教育を求めて勉強中。4年生の秋から、アメリカに交換留学予定。

学芸大生真面目な人が多い説

真面目な学芸大生

ーーー私は「学芸大生=真面目」のイメージが強いのだけれど(笑)、実際中にいる人的にはどう思う?

「そう思います(笑) 尖ってる人とかは少ないですね。親が教員って言う人も多いし、優しくて子供好きが多くて、面倒見もいいイメージです。

ーーーそうだよねー。真面目ないい子にしか会ってない。

「でも、みっちゃんが会ってる学芸大生は、結構尖ってる方の学芸大生ですよ(笑)」

ーーーえ、尖ってるの!?めっちゃ優しいいい人たちじゃん、みんな(笑)

「飲み会とかでも、教育の話になっちゃいます。酔っ払っても12時過ぎたらめっちゃ真面目な話になります(笑)

ーーーす、すごい。そんな飲み会見たことない。学芸大生はサークルとか課外活動はするの?

「します、します! ただ、教員免許取るための単位のせいで、ずーっと週5で授業みたいなところはありますね。」

ーーーボランティアサークルに入る人も多いって聞いたけれど。

「ボランティアサークルで、子どもと関わってる人も多いです。あと、バイトも塾とかで教育関係とか。課外活動も結局教育に関わるものですね。」

ーーー大学外のサークルとかコミュニティに行く人はいるのかな?

「出て行く人の方が少ないかもです。学芸大内のコミュニティで完結しがちと言うか。大学外だと、Teach For Japanとか、Learning for Allのインターン・ボランティアとかですかね。」

ーーー真面目すぎる!

なので、ちょっとこの空気に合わない人には居づらい大学かもしれないです(笑)

教採組と就活組

ーーー学芸大卒でも、教員にならない人というか就活する人はいるよね?

「そうですね。教員になるには、公立の場合、教員採用試験に受からなきゃいけないんですが、試験対策は大学独自でもやっていて丁寧です。ただ、就活となると大変そうです。」

ーーーどういう風に?

先生達からも、”学校の教員にならないのか”的な圧力があるみたいで、対応してくれるような雰囲気はありません。OBOG訪問しようにも、民間で働いてる人は少ないので、難しいです。頼れる先輩が少ないので、見るからに大変そうですね。。。」

ーーー教採組(教員採用試験を受ける人たち)と就活組に分かれる感じ?

「でも、就活と教採両方やってる人もいますね。」

ーーー大学に入ってから、普通に就活しようと思うと大変なのかもね。

教師になるより、別の仕事に興味を持った友達とかは、別の大学に編入したいとか言ってました(笑) どうしても単科大学なので、他に興味ができると同じ場所で学び続けるのは難しいかもしれません。」