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労働行政運営の職員等に対する研修施設で、独立行政法人労働政策研究・研修機構が設置・運営する労働大学校。労働大学校という名前を聞きなれないという方や労働大学校について良く知らないという方も多いのではないでしょうか?
実際、労働大学校については、一般的に知られていないことが多く、取り上げられる機会も少ないものとなっています。今回は、そんな労働大学校の概要と研修内容、特徴について詳しくご紹介します。労働大学校について知りたいと考えている方は必見の内容となっていますので、是非ご覧ください。
もくじ
労働大学校とは
では、労働大学校とは、実際に何をする場所なのでしょうか? 労働大学校がどのようなところであるのかということを知ることで、労働大学校への理解を深め、知識を得ることができます。
ここからは、そんな労働大学校の概要について詳しくご紹介します。
労働行政職員の研修のための施設
労働大学校は、行政職員の研修のための施設です。具体的には、新規に行政職員に就いた職員を対象とした研修や数年の実務経験のある職員を対象とした研修、労働基準監督署長や公共職業安定所長、課長職などに就いた人を対象とした研修などを行っています。
参考
労働大学校平成30年度研修計画一覧|労働政策研究・研修機構(JILPT) 1 / 4
労働行政職員対象の3つの研修
労働行政職員を対象とした研修には、大きく分けて3つあり、実施日程や内容も、受ける研修によってそれぞれ異なります。
管理監督者研修
労働大学校の行政職員を対象とした研修の1つ目に挙げられるのが、管理監督者研修です。管理監督者研修は、労働基準監督署長や公共職業安定所長、課長などに就いた新任者を対象とした研修であり、新規に採用された職員ではなく、役職のある新たな職務についた行政職員を対象とした研修です。研修内容は、職務よってそれぞれに異なり、研修日程も、それぞれの研修ごとに組まれています。
参考
労働大学校平成30年度研修計画一覧|労働政策研究・研修機構(JILPT) 1 / 4
基礎と上級の一般研修
労働大学校の行政職員を対象とした研修の2つ目に挙げられるのが、基礎と上級からなる一般研修です。基礎研修は、新規に行政職員に採用となった人を対象とした研修であり、上級研修は、数年の実務経験を積んだ職員を対象とした研修となっています。
基礎研修と上級研修の内容は異なるものであり、それぞれに日数や期間、研修内容などが決められています。
参考
労働大学校平成30年度研修計画一覧|労働政策研究・研修機構(JILPT) 1 / 4
専門研修
労働大学校の行政職員を対象とした研修の3つ目に挙げられるのが、専門研修。専門研修は、労働基準監督官、または、職業紹介などの専門性が高い業務に就く人を対象としている研修であり、企業指導専門の研修や検査業務の研修、労働衛生専門官の研修など研修内容が専門によって分かれており、また、実施期間や日程もそれぞれの研修によって異なります。
参考
労働大学校平成30年度研修計画一覧|労働政策研究・研修機構(JILPT) 1 / 4
労働大学校は埼玉県朝霞市にある
労働大学校の所在地は、埼玉県朝霞市。最寄り駅は、東武東上線の「朝霞駅」で、池袋駅からも15分から20分程度(平日日中)の距離となっています。
駅からのアクセスは、徒歩で朝霞駅南口から約25分、南口バス乗り場の2番から西武バスで約12分乗り、「南大通り」より下車して、徒歩約3分の場所に労働大学校があります。
乗車バスは、泉32の大泉学園駅北口行き、朝81か82の 新座栄行き、朝83の 都民農園セコニック行きのいずれかのバス停を利用すればよく、どのバス停も労働大学校までは近く、利用しやすい距離です。
参考